私の読書遍歴~雑誌篇~
前に私の読書遍歴~文学篇~と題してお送りしましたが、雑誌も結構読んでた方だと思ったのでお送りします。
小学校3年生から5年生ごろに読んでいたのは、漫画雑誌の『りぼん』です。
当時連載されていた『ちびまる子ちゃん』のアニメ放映が始まったのが小学3年生のとき。
主人公のまるちゃんも小学校3年生なので、アニメ化されると聞いてとても嬉しかったのを覚えています。
あの頃からまるちゃんは30年以上小学3年生のままなんですよね。
その頃、『なかよし』も友達から借りて読んでいました。
その中では『きんぎょ注意報!』がお気に入りでした。
『きんぎょ注意報!』もアニメになり、「いなちゃん」というブタのキャラを描くのがクラスで流行っていました。
『きんぎょ注意報!』の金魚・ぎょぴちゃんはピンク色で、時価数億円という設定でした。
どういうきっかけで読み始めたのかは忘れてしまいましたが、次に読み始めたのは占い雑誌の『My Birthday』でした。
『My Birthday』に載っていた毎日占いのラッキーカラーのハンカチを、ポケットに忍ばせて中学に通っていました。
何という名前かは忘れてしまいましたが、幸運を呼ぶマスコットのついたキーホルダーを買って持っていたこともありました。
中学生になってオシャレに目覚め、『JUNIE』というファッション雑誌を読み始めました。
モデルのあんじさんやミツカさん、山口いづみさんが載っている時代でした。
洗顔パウダー「パパウォッシュ」の店頭にディスプレイされた雑誌記事に、山口さんがモデルで載っていたのを見て「いづみちゃんだ〜」と思わずつぶやいてしまった私。
それを見た男友達が「モデルの名前、覚えてるんだね」と感心していました。
高校生になっても『JUNIE』を読み続けていましたが、部活の先輩に、「私の『mc Sister』貸すから『JUNIE』貸して!」とありがたいお言葉をいただき、毎月2冊雑誌を読んでいました。
当時の『mc Sister』ははなさんや浜島直子さん、川瀬良子さんが活躍されていました。
高校を出てからはしばらく雑誌を読んでいませんでしたが、22歳のときに電車の中吊り広告で偶然見つけた『BAILA』を読み始めました。
『BAILA』はアラサー向けの雑誌なので、当時の私にはちょっと早く、載っているお洋服も自分が買うものと比べてゼロがひとつ、時にはふたつ多かったです(それは今でも)。
『BAILA』で当時活躍されていたのはブレンダさん、梨花さん、市川紗椰さん。
『non-no』や『an・an』といった雑誌に代表される人気かつモテそうなコーディネートとは少し離れたスタイルで、「お姉ちゃんっぽいね〜」と妹から言われたことがありました。
25歳の頃、『BAILA』と同じ集英社から美容雑誌『MAQUIA』が創刊され、両方を購読する時期が結構長く続きました。
美容に興味を持ったのは、高い化粧品を使ってメイクができないくらいに肌が荒れてしまった経験から。
この頃、ビターオレンジの花から採る香料・ネロリのいい香りがする化粧品のサンプルを使ったことでも肌が荒れてしまいました。
そんな美容迷子だった私を救ってくれたのが『MAQUIA』でした。
『MAQUIA』は2021年の10月頃から購読を再開しました。
創刊当時の編集担当の方が今も多く残られていたり、編集担当だった方がフリーになられたあとも人気連載を続けて担当されていたりしています。
好きな編集の方は鵜飼香子さん、巽香さんです。
お二方とも元MAQUIAエディターで、今はフリーで活躍されています。
鵜飼さんは化粧品成分マニアなところが私と似ています。
巽さんは文章が美しい!
巽さんがMAQUIAエディター時代から書かれている連載「新・美神」が大好きです。
一度美容院にあった『美的』を読んだのですが、読み応えが足りないのとメイクの記事が多かったのとで『MAQUIA』を買うことにしたという経緯もあります。
最後に行き着いたファッション雑誌は『Marisol』でした。
集英社のアラフォー向けの雑誌で、『BAILA』で見ていたモデルさんたちが載っていて安心できました。
残念ながら、現在『Marisol』は月刊から年2回発行になりました。
あ、そうそう!
高校の吹奏楽部でクラリネットを始めたので、『バンドジャーナル』も読んでいました。
当時はお小遣いが月3000円で、その半分を『バンドジャーナル』とファッション雑誌、それと映画の原作本につぎ込んでいたのは良い思い出です。
文学遍歴で気になるのは、古典や文豪の作品をほぼ読んでいないことです。
でも授業の一環で新聞の音読を小学校5年生のときに始めたり、雑誌も文学のように一字一句逃さず読んでいたおかげで、ライターとして原稿料をいただけたのだと思います。
如何でしたでしょうか?
今度は音楽遍歴についても書こうと思っています。
それでは、また。
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