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「休む」の意味

起業して始めて。
社会人を始めて、おそらく始めて「休む」ということをした。

常に焦っていて、心がざわざわしていて、
ワクワクしている瞬間。喜びを感じる瞬間。
ももちろん多いけど、日々の焦りが積み重なって、
そのうち自分の中に「喜び」や「笑顔」が消えていたことに気がついた。
そして、それは周りにも伝染していく。

そんな中、自分の中に"理由"をつけて
家族と特別な時間を過ごした
久しぶりの再会、4年も会えてなかった友達との時間
何より家族と好きなだけ大好きな時間を過ごした。

そうして心の中が晴れていくのが自分でもわかった
こんなにも恵まれて、暖かく、幸せな環境を
当たり前だと思って過ごしていた幼少期があったことを知った。

あの時は、年に5回以上の旅行が当たり前
好きなものを好きな時に好きなだけ食べれて、買えて、
お願いしなくても、願わなくても、"良い”ものを与え続けてくれる人達に囲まれてた

今、社会人になって、曲がりなりにも「経営者」になろうとしている
そんな自分の立場で、改めて経営者である父親を見て
それを支える母親の隣に並んで
あの時の"当たり前”を経験した。

そこには、どこかで当たり前だと思っている自分と
人への接し方、生活を支え、子どもを育てるということへの尊敬
の両方の複雑な感情が湧いた。

いつか自分も、最低でも与えてもらった環境を
そして、今からでも常に人格者であれるように、と。
そう思わせてもらえる時間になった。

帰路少し寂しい気持ちと
私の世界が淡い水色と黄色で満たされていた。

経営者は人格者であり
旅は人格の再構築であり
休みとはエンジンだ

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