5月7日経済セミナー(リョウタ)

世界では4つのパラダイムシフトが起きている。
それは・仕事/働き方/価値観/経済

仕事
コロナで不安定な仕事とそうでない仕事の差が明らかになった。今回のコロナの影響で世界の労働人口の38%が解雇もしくは減給されるという予測もある。
一方でコロナの中でも業績を伸ばしている分野もありそれは
1.生活必需品を扱う産業
2.電子書籍やNetflixなどのエンタメ産業
3.食料品等の第一次産業
4.リモート対応型の産業
ここで大事なのは自分の中に世界や日本の経済が傾いた時にも安定して得られるものがあるかどうかという事。今はパラレルキャリアの時代なのでこれらの産業に転職するべきだという話ではなく、ここから収入源を新しく追加していく必要がある。

働き方
メンバーシップ型からジョブ型へ変化している。メンバーシップ型とは働く場所や時間、給料を会社に決められ仕事内容は不明瞭、評価は年功序列型で決まるといった型。ジョブ型は働く時間や場所、給料を自分で決めて仕事の合意をとるので仕事内容は明確、評価は目標達成度によるといった型。リモートワーク等で逐次働き方を監視されるのは仕事内容が不明瞭なため机の前にいるかどうかで判断するしかない。(本来仕事は成果物で評価されるべきだと思うが)
また、リモートワークにより生産性が上がったと感じる人は86.4%(※Adobe調べ)で今後リモートワークの普及により余剰人員が削減されていく可能性が高い。
そのためにも複数のキャリアを持ち(ホリエモンでいう多動力)自己の人財的価値を高める必要がある。

価値観
ジュネレーションギャップがどんどん広がる。ミレニアル世代、Z世代に続きα世代も出てきている。各世代の価値観を理解する事で世代間の円滑なコミュニケーションが可能となる。
平成から令和にかけても価値観の変化が起きており物質的欲求から感情的欲求へ、他人との競争から共生や共感へ、マイノリティーの偏見から多様性の尊重へ
これらの社会の価値観の変化を知る事が重要。

経済
日本で年収600万円以上を稼ぐ人は20%程度、20代前半の年収は260万円程度。日本人の97%はEクワドランドもしくはSクワドラントにいる。
資産、負債、収入、支出の違いを理解しどこにお金を使うかが重要。
貧乏の考え方→収入を支出に使う
中流の考え方→収入を負債に多く使う
お金持ちの考え方→収入を資産に出来るだけ使う
これは実際にお金を持っているかではなく考え方の話である。
また、労働収入で300万稼ぐ人と1000万稼ぐ人の幸福度はあまり変わらないという主張もある。これは労働収入が時間とお金の綱引きであり、時間的貧困がメンタルにもたらす影響が大きいためである。

これからの不安定な時代を生きていくための解決策は
1.収入を得られる手段を増やす
2.情報が入ってくるコミュニティを持つ
3.マーケット感覚と投資感覚を身につける
4.とにかく行動する

そしてこれら4つよりさらに強力な解決策は
□メンターを持つ事

人の時間は1日24時間、そのうち睡眠や食事、家事などの時間を除けばだいたい自分の時間というのは4時間、その4時間を投資にするか浪費にするかが未来の分かれ目と。