MUP week2〜未来把握〜
結論
国や企業は守ってくれない、自分で守れるようになろう。
根拠
①定年雇用努力の義務化、国から企業への押し付け
70歳まで働く機会の確保を企業の努力義務としています。
【現行法】60〜65歳
・定年延長
・定年廃止
・再雇用
【来年から】〜70歳
・再就職支援
・フリーランス契約
・起業支援
・社会貢献活動支援
ちなみに、トヨタの社長は「終身雇用は無理」と言っています。
定年雇用努力と終身雇用とは違うけど、定年雇用努力義務の実現って難しそうですね。
そして定年雇用努力の義務化は国を頼りには出来ないことを示唆しています。また、企業が70歳まで働く機会の確保が出来るかどうかも不透明です。
②年金2000万円問題
年金は貰えたとしても生活できる金額じゃない可能性がかなり高いです。少し計算してみましょう🧐
70歳で定年退職して90歳まで健康に生きると仮定して、その間20年。貯蓄は2000万円。
2000÷20=100 ⇒ 1年間に100万円使える
100÷12=8.33 …⇒1ヶ月に8万3千円使える
かなり節約しないといけないどころか、固定費払うだけで大方無くなる金額ですね😢
つまり退職後の生活において年金は当てにできないことを示唆しています。
また、退職までに本当に2000万円貯金できるのか❓という課題もあります。
毎月の固定費、冠婚葬祭、育児、車や住宅ローン、両親の介護、自分たちの老後、緊急時の備えなどなど、退職するまでにはたくさんのイベントやタスクがあります。
さらに今はデフレです。所得は下がるのに税金はきちんと納めなければなりません。そして消費も下がり、物価が高くなっています。
さて、こんな状況ですが本当に2000万円貯金出来るのか不安が残ります😢
③日系企業の経営方針の変化
まずは日系企業と外資系企業の違いを押さえます。
日系企業…人に役割を割り当てる
外資系企業…役割に人を割り当てる
文字が前後するだけでかなり差が出ます。
主な違いは外資系には【スキルが必要】で日系にはそれほど必要ないという点です。
外資系は結果が全て、日系のように勤務歴が長ければより良い・年功序列ではありません。
先も書きましたが今はデフレです。所得が下がり、消費が下がり、収益が下がることで企業としては人件費削減の為にリストラを行わざるを得ない状況になることが予想されます。そうなるとリストラにならない為には企業の中で結果を出してリストラに値する人材でないことを示さなければいけませんね。つまり外資系の思考へ変容することを強いられます。
このようにして日系企業は外資系企業へと経営方針の変化が起きてきています。
まとめ
以上のことから、自身や家族を守る為には国や企業に頼らずに自分で守れるようにしなければいけません。
その為には今からでも【スキルを身につける】ことがとても大切になってきます。
スキルを身につけて属する企業にとって必要な人財を目指しましょう‼️
理学療法士として
理学療法士は残念ながらスキルを評価してもらえるシステムが構築されていません。2年目も5年目も給料に大差はありません。その点でみれば安定しているかもしれませんが、診療報酬点数は年々下がってきています。
理学療法士を続けて自分や家族を守るためには何をしていかなければいけないのか、日々考えていますが今のところ副業するしかないという答えにしか至りません。
理学療法士のみなさんはこの課題をどう考えていますか?
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