ボディロックパスのすすめ

柔術とグラップリング


日記感覚でグラップリングの技術を書きたいと思います。
私は元々、柔術だけを練習していて最近からグラップリングを始めました。
グラップリングと柔術は当然似ている所もありますが、違う所も多いです。
私は柔術では十字締めを中心にゲームを組み立てているので、十字締めが使えなくなる事が1番辛いです。
当然グラップリングでは襟を使ったチョークはできません。
あとは下からの足関節。
これは柔術家ならみんな悩まされるでしょう。
柔術ルールでは足関節の攻防は少ないですので。

柔術とのパスの違い

柔術では襟を持って背中を着けさせたり、ズボンを持って腰を殺せるので距離を空けたパスがやりやすいです。
そこに十字締め等を加えるとプレッシャーが増します。
しかしグラップリングでは距離を空けたパスは相手が立ってきたり、スクランブルになるのでオススメしません。
また距離を空けると足関節に入られやすくなってしまいます。

レスリングのガッツレンチ

レスリングにはガッツレンチと呼ばれる技があります。
正式名称はそうなのですが、みんなローリングと呼んでいます。
ちなみに昔の日本レスリングでは横返しと呼ばれていたそうです。
日本でレスリングをやった事をある人は絶対に練習した事がある技だと思います。
少年少女、学生、社会人、グレコ、フリーどこでも良く使われている技ですので、レスリングのグラウンドテクニックの基本とも言えます。
日本レスリングのグラウンドの攻防は上がガッツレンチで回す、下は守るという攻防が良く見られます。

ガッツレンチとボディロックパス

何故ガッツレンチの話をしたかと言うと、是非レスリング経験者の人にボディロックパスを使って欲しいからです。
ボディロックパスはクラッチを組んで相手を抑えつけながらパスします。
ガッツレンチで回した後乗られない様にする攻防をしながらパスするイメージです。
私もレスリング経験者なのですが、この攻防はレスリング経験者なら何度も繰り返した事があると思います。
またボディロックパスには足関節を仕掛けられにくい密着パスです。
レスリング出身や足関節に困ってる人がいたら、ぜひボディロックパスを使ってみてください。
ボディロックパスはYouTubeにも上がっていますし、ボディロックパスだけの教則DVDも出ています。


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