人は自分と他者を比較しながら生きていく
読み終わった後、人にものすごく勧めたいという気持ちと「世知辛い現実に憂鬱になる」からそっと胸にしまっておこうという気持ちがせめぎ合い、表紙と裏表紙をゆっくり回転してしまった。なんというか「お金」というものは生きていく上では避けられないという事実で頬をぶん殴られたような気分になる。
内容はまさに「隣の芝生は青い」をリアル事例に落とし込んだものだ。
隣の芝生は青いと言われても、その一文だけでは「まぁ、そんなものよね」と分かりきったようなフリをして改心もしないが、この本を読むと