2024年7月14日 自分の心研究所 研究員703について《自分の心研究が進むと好奇心が止まらなくなるって本当?》 episode 369
自分の心研究所 研究員703です。
大変ご無沙汰しておりました!
研究に勤しむあまりすっかりご無沙汰してしまいました。
みなさま、お元気にお過ごしでしたでしょうか?
最後の投稿から約1年
なんと!
私は無事に定年と還暦を迎え
残念ながら年老いた父は他界し
身の回りの環境は激変しておりますが
私の心も、やっと変化変容し始めたのかな?と手応えを感じ始めております。
ペラッペラ、薄っぺらの私もお陰様で
自分の心の探究に広がりを見せ始めております。
ここまで来るのに
周りの仲間たちに随分と助けられました。
ホントに。
自分と母との関係
自分と子どもたちの関わり
自分自身が自分に何をしてきたのか
なんの問題もないはずだった母との関係は
実は私が臭いモノにフタをして見て見ぬふりをしていただけだったと
ついに否認を解いて
受け入れ難きをやっと受け入れ始めたところです。
さめざめ泣きましたねー
立ち上がれなかったし
息が止まりそうなくらい認めたくなかった。
けれどまぁ、怒涛のこの約一年で
研究に研究を重ねた成果というか
やっとこ自分が否認していることを受け入れて消化しはじめてみたら
気づいたら
身も心も疲労困憊、
身体と心の資源がほぼ枯渇してしまっている
今、現在です。
ただ今、リハビリ中の身の上ではありますが
本日は
傾聴カウンセリングでものすごく学ばせて頂いた
エピソードを、ご本人と分からない程度の脚色を加えてシェアさせていただけたら、と思います。
とある就労支援センターの体験でカウンセリング希望というその方は
『前科と持病がありましてー』と言いながら入室されて来ました。
どんな前科と持病かな?
と、思いつつも
その方が座りながらも話し続けてくださるには
今まではそれを隠して仕事をしていたんだけど
やっぱりこのことを開示した上で働きたい、ということでした。
うん、うんと合いの手を入れつつ
聞いてもいいですか?
と、やっと犯した罪とご病気のことをお尋ねしたところ
とある金融機関の店舗で強盗したこと
ご病気は循環器疾患、皮膚疾患の他、精神疾患ー不安障害もあるとのこと
そして、どうして強盗に至ったのか
その後、どうなったのか
そして今、何を思っているのかを
聞かせて頂きました
そのお話しぶりからは
不快な感じはみじんも感じられず、むしろ
強盗をしなければならないほど
ご自身の心が追い詰められてしまったのか、と
お酒に溺れずには居られないほどの
ギャンブルに逃げなければ耐えられないほどの
マイナス感情とストレスを抱えて
気がついたらいつの間にか日々の生活が送れなくなるほど立ち行かなくなっていた
と、いう内容でした。
話を伺いながら
私もたった先だってまで
自分自身の大きなマイナス感情対峙をしてきたばかりなので(その対峙は今なお続いておりますが)
この方がマイナス感情から逃避するために
お酒やギャンブルに頼らざるを得なかったことは
痛いほど理解出来ました。
結果、借金まみれを解消する、という表向きの理由で犯罪に手を出してしまったようでしたが
実の所はどうにもならなくなってしまった
現状をリセットしたかっただけ、というのが本音だったと思われました。
人を傷つけることはなく
数百万円を強奪して、ほんの数万円使っただけで
程なく捕まってしまったらしいのですが
その方は
刑事さんが捕まえに来た時、顔が見えないように上着をかけてくれたり優しくしてくれたんです
はじめの刑務所での対応の悪さに対してものを申したためか、その後移送されてしまいましたが
2番目の刑務所では周りの人に恵まれて本当にありがたかったです
とお話を続けられてー
そのお話には好感が持てましたし
至極真っ当な人にみえました。
こんな風にお話しされる方が犯罪に手を染めなければならなかった原因としては
やはり抱えきれなかったマイナス感情という
誰しもが持っている感情に起因していて
この感情は時に
人から日常生活を奪い去ってしまうほどのパワーを秘めているんだ、ということを体現して教えて下さった様に思えました。
誰もが抱えているマイナス感情
ここから逃避したくて
みんな、無意識にいろんなことをしているんです
本当にやることなすこと
マイナス感情逃避、と言っても過言ではないくらいに
心の奥底に本音が埋もれてしまうほどのマイナス感情を抱えながらも、そんなことには気づかずに
私たちは普通に日々生きてます
無意識に悪気なくマイナス感情から逃避しまくって生きているんです
それは決してギャンブルやアルコールに限った話ではなく、人とのコミュニケーションでのちょっとした一言二言の返しでさえも逃避したくて発言していたり、と、自覚するのがとても難しくだからやっかいだし手強いのです。
その事に、ようやく気づき始めた私は
前科があるんです、という方のお話が本当に興味深くて
もっともっとお話を聞かせて欲しかったくらいなのですが
この方のお話から学べたことは
アレルギーにも似たマイナス感情は
キャパを超えると
アレルギー症状がではじめて
酷くなると、日常からドロップアウトせざるを得なくなる、ということでした。
この方は、最後に
自分は罪を犯したけど
お酒とギャンブルに溺れていた時のストレスから解放され、その後いろんな方のお世話になって
気持ち的には今はスッキリしてます
だから、これからは正直に生きていきたいし
無理はもうしない
お酒とギャンブルはやめたけど、だけど
どうしてもタバコだけはやめられないんですよね、と、はにかまれていらしたのが印象的でした。
そして、私が苦戦して今なお対峙し続けなければならないマイナス感情がなんなのかエックス
これからも研究し続けていきたいな、と思わせてくれたこの素敵な方に心からの感謝と
どうか、この先も素敵な巡り合わせで
逃避行動をしなくても過ごせる日常を送れますように、とお祈りしたいです。
そしてリアル前科のある方のお話を直接伺える機会など、そうそうあることでもないし
本当に貴重な機会をいただけたことは何ものにも変え難いありがたいことでした。
お話を聞かせてくださりありがとうございます。
お陰様で、また一つ心の仕組みについて理解が深まりました♡
ー今日は自分の心研究がやっと楽しくなってきた記念日
あなたが
今の自分のままでいいのかな?
と、少しでも思われていたら
是非、私と一緒に自分の心研究をしてみませんか?
きっとあなたの未来が今より明るくなります!
自分の心研究所でお待ちしておりますね。
ではまた!
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