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遠距離恋愛を振り返る

2022年2月に付き合った彼と、同年4月から始まった遠距離恋愛が、ようやく今年2024年9月に終わる。というか私が終わらせる。

私が札幌、彼が大阪で、飛行機片道約2時間…
非常に長く険しい道のりだった。
思い出せる範囲で振り返ってみたくなって、久しぶりにnoteを触りました。
多分めちゃくちゃな内容になるだろうし特にオチもないと思います。
あと、約2年半の間遠距離恋愛をしていましたが続けられる秘訣とかも全くありません。笑



新千歳空港で彼を見送る時、もう信じられないくらいたくさん泣いた。
記憶が間違っていなければ2人でめちゃくちゃ泣いてた。
周りを見ても他に泣いてる人はいなかった。
そんなに泣くくらいなら札幌で転職しとけよ、って思った。

このお見送りの時、搭乗券を無くして慌てている姿は正直見たくなかった。
今でも忘れられない。

初めて会ってから約3ヶ月、付き合ってからは約2ヶ月で遠距離恋愛を始めるなんて無謀すぎる。
これから信頼関係を構築していく頃だろうに。
まあ半年続けば良い方かもしれない。
絶対に別れたくなんてなかったけど、自分を守るためにこういう風に考えるようにしていたし、周りにもそう言っていたような気がする。

結局2年半も付き合ってこれたけど


遠距離恋愛が始まったばかりの頃は、彼が会いに来た次は私が会いに行って、その次は彼に来てもらってと、交互に行き来して月1で会えたら充分だなと思っていた。

でも、私は土日祝休みで彼はシフト制。
私と違ってGW、お盆、年末年始も関係なく仕事がある。
交互で行き来するなんて理想論だった。
彼が会いに来てくれたのは結局年に5回もなく、私がほとんど月1で会いに行っていた。

慣れはしたけど、飛行機に乗るのが嫌だった。
しんどい。
早く会いたい!みたいな、ワクワク感とかが何も無くなった。
窓側の席に座った時は、離陸後すぐに窓を閉めて眠っていた。
景色とか本当にどうでもよくて、毎回とにかくあの狭い空間から早く解放されたいと思っていた。

久しぶりに会えた時は素直に嬉しかったけど。

嬉しかったけど、朝から夜まで彼の家で帰りを一人で待つ時間はかなり寂しかった。

大晦日に連絡無しで帰って来なかったこともあった。
人生で一番怒ってしまった。
私も反省しなければならないが彼も忘れないで欲しい出来事。

遠距離恋愛において一番の愛情表現は“会いに行くこと”だと思っていたので、私は常に自信がなかった。
私だけが一方的に大好きなんじゃないかって。

おまけに、彼からの連絡は少なかった。

仕事が忙しいのは仕方ないけれど、寂しがりやの私はいつも悲しかった。
いっぱい追いLINEをしたし(それが長文の時もあった)、夜中にいきなり電話をかけたりもした。それでもしょっちゅう彼のことを疑っていた。
私と同じペースで会いに行くことが難しいなら、せめて連絡くらいはマメにして欲しかった。

私が求めすぎだということは十分わかっているけれど、寂しい思いをするばかりで、新しい環境で頑張る彼のことを応援することが全くできなかった。

次に会う日までの間、平穏な気持ちで過ごせたことは一度も無かったし。

こんなに大迷惑な彼女なのに、一度も別れたいと言わなかった彼はすごいと思う。本当にすごいと思っている。
ほぼ毎月会いに来てもらっている罪悪感とかがあったのかな。
彼女がこんなに面倒臭くて疑ってばっかりだったら、じゃあもういいよ…となるのがよくあるパターンなのでは?と思う。
別れずに済んだのはほとんど彼のおかげだと思っています。


会いに行くために飛行機乗るのが苦痛だし、当然お金も時間もたくさんかかる。
彼が会いに来ることは少なかったし、この距離に煩わしさがあるのは私だけかもしれない。
でももっと違うことにお金を使いたいし、会えないのはやっぱり寂しい…というのが遠距離恋愛を終わらせようと思った理由の一つ。

だけど、彼の仕事の忙しさは変わらないので、同棲すれば万事解決!とは考えないようにしています…


二つ目の理由は昨年2023年の札幌の夏の暑さ。
8月後半、32℃、33℃、36℃、35℃、34℃、35℃…と、札幌にしては暑い日が続いたなと私は思っている。
札幌は好きだけど、夏はしっかり暑くて地下鉄に冷房もない、冬は道が凍っていて滑って転倒することに常に怯えなければいけないし、この土地に固執しなくていいのかもと思ってしまった。

こんな理由かよ!と自分が一番思っている。

もちろんこれも大阪に引っ越すことで万事解決するとは思っていない。
札幌より更に厳しい暑さだし、なんか日差しも強いような気がするし、暑い日も長い。

でも地下鉄で冷房が効いているのは本当にありがたい…。
お店の中も涼しくて最高。冬も雪が積もらない!私にとってはいいことも多い。

あとはとにかく北海道にはいないとされているあの虫が本当に恐ろしいです。
外で何度かみてはいるけども慣れる気がしない。本当に怖い。



交通費以外にお金を使いたい、札幌暑いし冬も大変、という理由で遠距離恋愛を終わらせることを決め、私は高校卒業後から約7年間勤めた会社を退職することにした。

辛いことは山ほどあり、途中2ヶ月半のあいだ休職もしたが、“正社員”という立場でいられたことは自分の心の安寧に繋がっていたと思う。

しかし、男のために安定したこの職を失っていいのだろうか…?と思った。
婚約をしたわけでもないのに。
こっちに来て一緒に住んで欲しいと言われたわけでもない。
彼は遠距離のままでも構わないと思っているかもしれない。
会いに行った回数といい私に比重が偏りすぎているなと正直思ってしまう。

でも、彼の今の仕事を辞めてもらって札幌で同棲したとしても私は嬉しくない。
むしろ自分が仕事を辞めて引っ越す場合よりも不安に苛まれるだろう。
未だに心から応援できてはいないものの、やってみたかった仕事なんだし本当に嫌になるまで頑張って欲しいなとは思えている。
だから私が仕事を捨てる決断をした。

私にとって7年は長い年月だしずっと同じ環境にいたので、これから待ち受けている転職活動がとても不安に感じている。
全く知らない土地でもあるし。

しかしこれからは家に帰ったら彼に会える。
お喋りな私の話をたくさん聞いてくれる彼がいてくれるから、まあなんとかなるかもなと思っている。


2年半はやっぱり長かった。
たくさん寂しくて悲しい思いをたくさんした。
もっと一緒にいたい、って何度も思った。

これから毎日一緒になるのが楽しみだけど、どうなるんだろうと不安になることもある。

ただ小さな幸せができるだけ多く、たくさん続いて欲しいなと思っています。

動物園に遊びに行って休憩で17アイスを買ってベンチで一緒に食べたり、スーパーに行った帰りにパピコを咥えながら家まで歩いたり、安くて美味しい居酒屋を探索したりみたいな、こういう時間(食べることばっかり笑)が増えるといいな、、


7月後半あたりから書き始めた記事だけど、途中放置してしまって結局引っ越し直前の8月31日に完結させることになった。

ついに明日9月1日から同棲だけどあんまり実感はない。
ちゃんと転職できるのかとか諸々の手続きがスムーズにできるのかという心配が大きい。
約5年住んだ賃貸マンションの退去費用がいくら請求されるのかも不安だ…

お盆休みは地元の友達や職場の人と飲みに行ったり、楽しい時間をたくさん過ごしたので札幌を離れるのが結構寂しくなっています…

私はけっこうネガティブな性格だと思っていますが、なるべく前向きに新生活を楽しもうと頑張ろうと思います!!!!!

あっさり別れて札幌に帰還することになってもまあ…それはそれで、と思うことにしましょう

私、2年半の間遠距離恋愛お疲れ様でした!!

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