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2023.7.20 言語化できない日々
私は読書が好き。いつも何かしら読んでいる。
幼少期からよく本を読んでいたが、中学の頃にアガサクリスティの「アクロイド殺し」に出会ってから本格的な読書人生がスタートした気がする。
そんな私だけど、社会人になってから読書スタイルが変わってきたので、書き留めておこうと思う。
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働き始めてからというもの、日常の中にある形のないモヤモヤした感情や取るに足らない無意識を言語化したい欲が出てきた。今の自分を数年後の自分のために文字で残したいなと思った。
でも、ノートに向かっても言葉が出てこない。
悲しいことに語彙力不足。この感情を表すためのストックがない。私の語彙の入った引き出しは錆びついていて、簡単に取り出せるようになっていなかった。
言葉の意味も分かるし、使い方も分かるのに、感情に言葉を当てはめることが難しい。既知の言葉をどう組み合わせれば、私オリジナルの感情になるのかよく分からない。嬉しい、悲しい、楽しい以外の言葉で私の感情を言語化したいのに〜と思いながらヤキモキしてしまう。
本を読んでいると、私が言語化できなかった感情にピッタリ当てはまる文章に出会える。見つけた時は「これだったか〜〜!」と感動するし、これだから読書って面白いなと思う。
(ただ、発見と同時に自分で言語化する可能性も消えてしまうから少し悲しい…)
読書には、物語のストーリー展開や作者の文体以外にも楽しめる要素が沢山あることに気づく。今は別の角度からも楽しめている。読書は最高だ。
学生時代に「この歌詞は私のこと歌っている」という青春のアンセムを探していた私は、思春期を過ぎた今でも、あの頃と同じように私のモヤモヤした感情を言語化してくれる文章を探している。
もちろんnoteも始めたことだし少しずつ自分で言語化できるよう頑張りたいな。形のない感情に言葉を当てはめていくことで、輪郭がはっきりしていく感じが楽しかったりするし。
おやすみなさい
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