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【書評】堀江貴文のゼロをイチにするすごいプレゼン(堀江貴文)

堀江貴文のゼロをイチにするすごいプレゼン


全体の印象&感想

クライアントなどの社外の人や、社内の場合は新規の企画を提案する、という状況で非常に役に立ちそうな、「プレゼンテーションの基本」がまとめられた1冊。

「資料をどう作りこむか」よりも、「どう魅せるか」もたっぷりと書かれている。

こういったトピックのビジネス書はこれまでも何冊か読んだことがあり、
全体的に「どこかで習った気がする、、、けどこういう意味があるのね」の連続で。断片的に知識があっても、
「全然実践できていない!!!だとしたら、知らないのと同じではないか!!!」という大事な気づきを得る&内省をするきっかけとなりました。


覚えておきたいことメモ


第2章 - 03 説得力があるか

論理的思考力を身につけるには、 読書をしたり、面白い人と出会い、話を聞いたりして地道に教養をつけるほかにはない。
また、情報をインプットした分、アウトプットすることはおすすめ。
人に説明をする機会が多いと、物事をロジカルに考えるクセがつくから。


第2章 - 07 共感を集める「Me, We, Now」

オバマ前大統領が選挙でよく使った話法。
「私、私たち、そして今」という構成で、アメリカ国民に語りかけていた。

Me : 自分をさらけ出し知ってもらう
We : 「あなた」と「私」の心の距離を近づける。共感、応援してもらう。
Now : 「今、私は何がしたいのか」「そのために、あなたにどんなサポートをしてもらいたいのか」と、具体的な話をする。

オバマ前大統領の例だと、下記のような形だ。

Me : 色々な苦労をして上り詰めたマイノリティ出身者で
We : みんなと同じアメリカ国民であること
Now : そして今、アメリカ国民は一人ひとりが力を合わせて何をすべきなのかを示し訴えかけた


第2章 - 09 自分がプレゼンする内容くらいマスターしておけ

プレゼンは予定調和ではなく観客を巻き込んだライブ。


第3章 - 01 パワポよりもキーノート

デザイン性に優れ、操作が簡単


第3章 - 02 書体はゴシック一択

一般的にゴシック体は可視性の高い(判読しやすい)書体、
明朝体は可読性の高い(読みやすく、長い時間読んでも疲れにくい)書体とされている

おすすめは、ゴシック体(ヒラギノ角ゴ)
高速道路の標識にも使用されていて、パッと見て読みやすいフォント。


第3章 - 04 写真やイラストを効果的に使え

お金はコスパを考えて使う。
有料素材の写真やデザインで、目的がより明確に伝わるのであれば、
フリー素材にこだわらず、惜しまずに投資すべき。


第4章 - 03 人は見た目が9割

「人の内面」は外見に現れる。
見た目に気を使えない時点で
「デキないヤツ」認定される時代なのだ
「身だしなみ」で損をするな。
清潔感のない人間はどうして嫌われるのか。
それは、「やろうと思えばいくらでも標準レベルにできるはずのことをやっていないから」だ。


第4章 - 05 大事なのは好きになってもらうこと

人って案外、「好き嫌い」で相手の話を聞くかどうかを決めていたりする。

自身たっぷりの口調、
明るい表情、
聴衆とのアイコンタクト、
ボディランゲージ、
熱意やあなた自身のキャラクター

を伝える。


第4章 - 09 自信を持って話せ

自信を持てないのは単なる経験不足。
やってみるのか、やらないのか、人生は行動の積み重ね。
自身は成功体験の積み重ねで蓄積できる。


コラム4

面倒なことはコスパがいい。
なぜならみんながやらないから、競争相手が少ないのでチャンス。


今後実践したいアクション

アウトプットをする。
「Me, We, Now」の構成を意識する。
直接プレゼンをする場合、メールで資料を送るのとは違う付加価値をのせる
キーノートを使ってみる
日本語資料の場合はゴシック体(ヒラギノ角ゴ)を使う
フリー素材に加え、有料素材も検討してみる
仕事の場面で、見た目に気を使う。清潔感とプロフェッショナルさを特に意識。
まずは普段から「明るい表情で、自信を持って話す」ことを意識する。
「自信」をつけたいジャンルの、「成功体験」は何か想定する
「面倒なこと」を何か、試してみる


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