ルーターのグローバルipアドレスを速攻で変える方法
先日あるサイトをスクレイピングしていました。ちゃんとスクレイピングOKなサイトなのですが、設定をミスってしまい、1秒間に数十回アクセスしてしまい、更にそれにしばらく気が付かず...😓
結果、、、
はい、"403 Forbidden" アクセス制限を食らってしまいました。
サイトにご迷惑をおかけしてしまったため、まあ当然の対応なのです。反省しました...
色々試してみると、グローバルipをブラックリストに入れられたようでした。
そのため、そのサイトをブラウザで普通に見ることもできず、同じlan内の別端末でもアクセスできなくなってしまいました。
「こういうアクセス制限って24時間くらいで解除してくれるやろ」なんて甘い考えだったのですが、1日たっても2日たっても一向に解除されず...
そのためアクセスをするためにグローバルipの変更方法を考えまして、ググってもあまりネット上に乗っていなそうだったので、メモ代わりにここに書き留めておきます。
前提として固定ipは契約していないです。一般的にほとんどの光回線はオプション料金を払っていない状態だと動的ipだと思います。
一般的なルーターのグローバルipアドレスの変え方
一般的に、動的ipの場合ルーターの再起動でグローバルipも再割当てされると説明されます。
このグローバルipの割当はispによって行われます。
ただispによってルーターの電源をしばらく切っていてもipが変わらないこともあります。
ていうか、わたしの経験上、光回線のルーターを再起動した程度でipアドレスが変わったことなんて1回もありません。
今回も自分の回線では3~4時間くらい切っていたのですが変わりませんでした。
グローバルipを無理やり速攻変更
そこでルーター再起動でなかなかipが変わらない私のような場合でも、無理やり速攻で変更させる方法を発見しました!
再起動してもipがわからないということは、ipアドレスの割り振りはルーター固有の要素によって行われており、つまりルーターのmacアドレスによって決められているのでは?と考えました。
つまりルーターのmacアドレスを変えればグローバルipも変わってれそうです。
そこで、私の使っているTP-Link Archer C1200の場合、ルーターの管理画面に行き、IPv6をクリックし
MACクローンから「カスタムMACアドレスを使用」を選択
適当なmacアドレスを指定すれば完了です!(なぜIPv6のカテゴリーにあるのかは謎)
ただ、macアドレスは世界中で1つたりともかぶってはならないものであり、かぶりが起こるとどんな不具合が発生するかわかりません。
そのため、絶対にmacアドレスがかぶらないように、自分の使わなくなった端末のmacアドレスを調べて設定したほうがいいと思います。
そういう端末がない場合
macアドレスはwikiによると「上位3オクテットはOUI(Organizationally Unique Identifier)と呼ばれる。OUIを割り当てられた各製造者は下位3オクテットを独自に重複しないように割り当てており、この仕組みにより、原則として、MACアドレスは世界中で唯一の番号となる。IEEEではOUIの登録データをWebで検索できるようにしている。」となっています。
つまり使われていないOUIをネットで調べて、そのOUIをつかったmacアドレスを指定すれば、他端末とのかぶりはなくなると思われます。
「OUI macアドレス」とか「macアドレス ベンダー」とかで調べれば、OUIの検索サイトがいっぱい出てきます。
これでグローバルipの強制変更が可能になります。
※この"グローバルipを無理やり速攻変更"のやり方は完全に自己責任でお願いします。どんな不具合が起こっても責任は取れません。またもしかしたら、macアドレスを勝手に変えてインターネットに接続したり、割り当てられていないmacアドレスを勝手に使ったりすることは何らかの利用規約や法に触れたりするかもしれません。なので私も実践してはいません。ここに書いた話はすべて理論上の話です...ってことにしときます。