30.四十九日
あの日から49日。
(彼が亡くなった正確な時刻は知らなくて、予測で今日のはず…)
数日間は絶望で泣きじゃくり人生初めて目が腫れるという体験をし、ご飯も食べれず、数週間は泣きまくって本当に人生で一番しんどかった。逃げ出したかった。
あっという間だったような、まだ49日間しか経ってないの?!って信じられないような…
49日、辛い毎日やった。
これからもこの辛さを抱えて味わい続けないといけないのなら早く死にたいなと思ったり、彼の分も生きて寿命を全うしないといけないなと思ったり、気持ちの面ではまだ不安定。。
睡眠は一応取れてるし、ご飯も食べる量は減ったけどちゃんと食べれてる。
仕事も行って、毎日ちゃんと生きてる。
それだけでも自分を褒めてあげないと!
あの日からずっと自分の中で一本の糸をピンッと張ってるイメージ。それがプツンといったらおかしくなりそうなので、踏ん張ってる感じ。
人間は弱い。一人では生きていけない。強がってても弱音吐いちゃう。。
どんどん寂しさが募るばかり。
夜は泣いてしまう…。元々涙もろくて喜怒哀楽ハッキリしてるからまだそんな日が続いているけど、すこーーーーーしだけ前を向けるようになったと思う。そう思いたい。
49日間の間で特に変化があったこと。
①休日は家に引きこもらないように予定を入れてる
家にいてもしんどくなるから、とりあえず買い物だけでも外に出るようにしてる。
あと、人と食べるご飯は本当に楽しいね!美味しい!
コロナで気軽に遊べない中で誘っても会ってくれる人達がいて、心配して誘ってくれる人もいて、私は救われてます。
本当に感謝。ありがとう。
②食に対する価値
一時期は大好きなパンとコーヒーが受け付けなかった。パン派だったのがご飯派になってきた…。魚と野菜中心の食生活、フルーツも以前より食べるようになった。肉の頻度が減った。体重は社会人になってから一番痩せてると思う…見た目は変わらないけど今までストレスを食で発散してたところがあったから余分に食べ過ぎてたのかな?と気づかされた。
③毎日手を合わせる
仏壇や遺骨があるわけでもないけど、部屋に飾ってある彼の写真、彼の実家の方角に向かって毎朝手を合わせるのが日課。今日も見守っててねって。おはよう、いってきます、ただいま、おやすみって声かけるのも欠かさずに。四十九日が過ぎても続けようと思う。
死後の世界について考えることも増えた。
生まれ変わり先は決まったかな?
ウロウロさまよってないかな?
そっちの世界にいってまで苦しまんでええんやから、楽になろうね。
私の中で大好きな彼は生き続けてます。
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