無職になりました。
2021年末で退職し、2022年明けから、無職です。
専業主婦と言う肩書に少し戸惑っています。
(専業主婦さんのことを馬鹿にしたりしている訳ではないので、ご了承ください)
退職した職場に20歳で就職し、辞めるまでずっと勤めていました。人間関係に恵まれたおかげです。
なので、今まで、主婦なんて名乗る事がなかったので、本当に戸惑っています。
ある程度の退職金をもらったので、旦那も働いていますし、今すぐ生活に困ることはありませんが、やはり、大人になって働き出して、定期的に給与をもらっていたものですから…。
「お金、入ってこないんだよな…」
当たり前ですが。
毎月の収入がなくなる不安は大きいです。
スマホ代や保険料の引き落としなど、毎月、容赦なくひかれます。プラス(入金)されることはなく、マイナス(出金)されるばかりです。
もう一度言います。
当たり前です。働いていないんですから。
入ってくる訳ないじゃん!
仕事を辞めてから、最初の1ヶ月は、あっという間に過ぎました。
家事をして、子どもを学校と保育園に送って行って、後、何にもせずに、一日中、スマホを見たり録画していた映画をみたり…。
ダラダラしました。
仕事をしている皆さん、ごめんなさい。
時間に縛られないと言う贅沢なことをしていると思います。
仕事をしている時は、いつも時間を気にしていました。出勤の時間、保育園の時間、退勤時間、保育園と学童保育の迎えの時間、帰宅して夕飯の時間、子どもたちをお風呂に入れて、寝かせて。
一日、飛ぶように過ぎて行きます。
自分の休みは食材や日用品の買い出し、学校や保育園行事で潰れてしまいます。
辞める前には仕事の前日になると、夜、眠れなくなりました。夜中に何回も目が覚めた覚えがあります。目が覚める度に、時間を確認していました。熟睡できないと、イライラして、いつも、自分の周りにとげとげしい雰囲気がまとわり付いています。
いつものように食べているのに体重の減りはじめました。
限界だと思いました。
何よりも、子どもに優しく出来ない自分が嫌になりました。
「ママ、いつも怒ってる」
娘が言います。
そうだよね、いつも、怒ってるよね。
そんな時、お風呂の着替えを手伝っていると、娘がいつも、白目をむいて変顔をします。
思わず、笑ってしまうのですが、「どうして、いつも、面白い顔するの?」
と何気なく聞くと。
「ママが笑ってくれるから。ママ、大好きだから」
泣きそうになりました。
「そうか…ありがとう」
娘はニコニコしていました。
今も怒ることは、もちろんありますが、心に余裕が出来たように思います。
ここまで、読んで下さり、ありがとうございました。
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