息子の話1

この春、息子は小学生になりました。まだまだ、ランドセルが大きく見える、かわいい1年生です。

私も主人も仕事をしているので、学校終わりは学童保育に行っています。保育園の妹を迎えに行ってから、学童に迎えに行きます。

先週、息子が学校に行ってから、妹が嘔吐下痢で保育園を休みました。

私も仕事を休みをもらう為、職場に連絡して午前中に小児科に連れて行ったり…。

ですが、その日は、どうしても職場に行かないといけない用事があり、近くに住む実母に午後から家に来てもらい、慌てて職場で用事を済ませ、そのまま、学童に息子を迎えに行ったり、と精神的にも身体的にもバタバタした日でした。

いつもより、早い迎えの私をみて、しかも妹は連れていないので、息子は驚いた顔をしていました。

荷物を持ち、学童の先生にさよならの挨拶をしたら、怒涛の質問タイム。

「妹は?」
「吐いたから、保育園休んだよ。ママも仕事休んだんだ」
「今、(保育園休んだなら)妹は?」
「おばあちゃんに来てもらって、家にいるよ」
「おばあちゃん来てるの?」
「そう、電話して来てもらったの。ママ、どうしても職場に行かないといけない用事があったから、おばあちゃんに来てもらったの。あちこち、電話して、忙しかったんだよ」

後半、愚痴でした。

朝からに職場に電話して、休みをもらい、かかりつけの小児科に電話して診察の予約を取り、午前中に連れて行って…小児科も混んでいて、1時間待ち。お昼近くにやっと帰宅。

実母に電話をして来てもらい、妹を頼んで慌てて職場ヘ。
そして、学童に息子の迎えに。

忙しかったんだよ!

6歳の息子に、つい、愚痴りました。


息子
「そうか!ママ、忙しかったね。頑張ったね!」

涙が出るかと思いました。

そうだよ。
私、頑張ったよ。

誰も言ってくれないのに。息子は、ちゃんと分かってくれました。

ありがとう。
息子よ。

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