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霜降り明星ANN 入門編 


新年度になり、新しい生活を迎え、新しい習慣を取り入れる方も多い時期なので、改めて入門編として霜降り明星ANNの魅力をお伝えしていきます。


霜降り明星といえば

 2018年にM-1チャンピオンになって以降、TV、Youtube、舞台、ライブなど様々な媒体で活躍し、結果を残してきました。
 そんな霜降り明星を笑わせたい、認められたいといった職人たちがあれよあれよと集まって、コーナーがとんでもなくレベルの高い番組になりました。
 お笑いラジオの最高峰と言っても過言ではないと思います。

 あの麒麟川島さんが絶賛している時点で面白いことは確定しているので、
安心して聞いて下さい。


 霜降りANNの構成要素として、通常回をタイムテーブル的に大別すると、
おおよそ3つに分けられます。

 ①トーク
 ②リアクションメール
 ③コーナー

 さらに通常回以外でいうと

 ④特別回
 ⑤ゲスト回
 があります。

 また
 ⑥定番のくだり
 についても簡単にまとめました。


①トーク


 霜降りのトークの特徴として、オープニングトークが長いです。
 以前は今ほど長くなかったですが、粗品さんの意見で、45分経過時点ギリギリでタイトルコールするようになったため、ゲスト回などを除いては、オープニングトークが長く、CM①がまとめて流れるようになりました。

 トークはせいやさん主導な事が多く、賞レースの時期になると賞レースだったり、お笑いの話、テレビの収録、休みの過ごし方、などタイムリーな話題になることが多いです。
 どこまで台本で話しているかはわかりませんが、おそらくある程度のトピックは各々で共有はしていて、トークの流れの中でせいやさんがボケて粗品さんがツッコむあるいはその逆もあるみたいな感じの印象です。

 初めて聞くと長く感じるかもしれませんが、ワンテーマで持論をダラダラ述べる感じではなく、話題が脱線していったり、他の話題に移ったり、ボケてツッコんで二人の掛け合いが楽しいのであっという間に45分経ってるなって印象です。

オススメ① ないなー漫才が完成します

オススメ② 色々な話題が楽しめるオープニングです


②リアクションメール


 
オープニングが終わり、CM明けからリアクションメールのゾーンに入ります。
 初期はテーマを設けて募集をしていましたが、今はオープニングに対するリアクションが多いです。
 いろんなリスナーから送られてきますが、リアクションメールの鬼ことRNぬまぶくろさんは流れを外さないですし、RNフジワラモトオ、スマブラ参戦さんのリサーチ能力には驚かされます。

オススメ① フェイクダイエッター

オススメ② メールの件名が面白いパターン


③コーナー


 いきなりラジオ2時間だと長いと思いますが、1コーナーだけだと5分くらいなので、そこから聞き始めてもいいと思います。現在は5つのコーナーがあります。

【霜降り交遊録】
 せいやさんのモノマネコーナー。
 せいやさんに漫才の才能がなかった世界線でも、モノマネで売れたんじゃないかと思います。
 以前は一つの面白かった芸能人のネタに、翌週別の職人から被せのネタが届く流れがありましたが、現在は禁止となっています。
 芸能人の切り取り方が問われるコーナーで、得意な人はポイントが稼ぎやすいコーナーという印象です。

【ピリオドチャンピオン】
 オールスター感謝祭のサウンドエフェクトを使用しています。
 コーナー説明のときのオファー確認の掛け合いも見どころです。
 チャンピオンを銘打っておきながら、かなり自由度の高いコーナーで、あるあるネタや少しフリの長いネタ、口の悪いネタ、ハッとするようなネタと色々楽しめます。粗品さんがサクサクと読んでいき、テンポも良いコーナーです。

【野党】 
 霜降りの漫才のように、ボケとツッコミがワンセットのコーナーです。
 オーソドックスなフォーマットな分、地肩が問われるコーナーです。
 時々、一歩先の新しいツッコミが出る時があり、その時は霜降りもテンションが上がっています。

【一行】
 前半と後半でかなり毛色の変わるコーナーで、前半は星新一のようなショートショートが送られ、後半は”本人”から送られてきます。
 後半はせいやさんのリアクションコーナーともいえ、せいやさんのSNS、イニミニチャンネルにまつわること、ラジオのオープニングトークの被せ、過去の回との連続物などかなりマニアックなメールが多いです。
 いわゆる内輪ネタ、メタネタであり、初心者泣かせではあるものの、ハマったときの爆発力がすさまじく、わかる話題の時は霜降りと一緒に腹がちぎれるほど笑えます。

【リクエスト歌謡コンサート】
 固まってない時期もありましたが、現在は替え歌のコーナーになっています。残念ながらSpotifyでは聞けません。
 あんこ三兄弟が出てきてから、かなり聞きやすくなりました。
このコーナーは確かポイントは入らなかったはずですが、その分霜降りもリスナーもノンプレッシャーで楽しむことが出来ていると思います。

【MVPレース結果発表】
 コーナーで得たポイントを集計し、3ヶ月に一度MVPレース結果発表があります。
 勢力図としては、絶対王者として君臨するRNポストカードクラフトスマンさんをRNよもぎもちさん、RNそら失礼さんなどが追う構図です。
 1週間で万単位のメールがくるラジオなので、5位以内に入るだけでもすごいですし、そもそも1通読まれるだけでもすごいことです。

【霜降り甲子園】
 春と夏に行われ、その日一番面白い職人を選ぶ短期決戦です。
 野党、ピリチャンで予選を行い、決勝は、生大喜利、生野党、生ピリチャンで決着をつけます。
 リアクションメールの盛り上がりもすごく、読まれたのに寝ていて決勝に参加できない職人は、睡眠警察から厳しい言葉をかけられます。
 決勝は、超常連職人よりもどちらかというと伏兵の渾身の一発のネタの方がハネる印象です。

 コーナーは毎回面白いので、特にオススメという回はないです。
 #でまとめているので、気になった回を見てみてください。

 霜降り甲子園や職人にスポットの当たった回


 MVPレースの結果発表回




④特別回

 通常回は安定して面白いのですが、やはり印象に残ってもう一回聞き直したいなって思うのは特別回です。
 初めて聞く人には重たすぎるかもしれませんが、いわゆるZoom騒動後のポケひみ2時間の回は、霜降り明星ANNの象徴の回なので、一度聞いてみてほしいです。




⑤ゲスト回

 交遊録のコーナーでハネた人がゲストに来ることが多いです。
 芸人以外の人や、年齢層高めの人や、ネタ職人など多種多様な人が来ます。


⑥定番のくだり

 定番のくだりは、ラジオにつきものです。
 初出の回とか細かいことはわかりませんし、調べたら出てくるかもしれませんが、分かる範囲でニュアンスを説明します。

【オールスター感謝祭関係】

・ピリチャンのコーナー説明
 ピリチャンの冒頭は小芝居がテンプレートとしてあります。
 オファー確認に対するせいやさんの合いの手は時期によって変わり「まだ和歌子にも来てない」が一番多い気がします。
 粗品さんが自分のコーナーをやりたいと言い、せいやさんがやらせてあげてくださいというくだりに発展しました。
  
・真魚さん
 オールスター感謝祭の時期になると思い出される方で、粗品さんの失礼ツッコミのエピソードは何度もこすられています。
 この回が初出のようです。

・卓球変態
 オールスター感謝祭の、卓球の水谷隼選手のサーブを女優が打ち返せたら勝ちというミニコーナーの際、回転をかける時の発言があまりにも気持ち悪かったため、霜降りと那須川天心選手が「卓球変態だ」と話していたことに由来します。
 せいやさんがモノマネした後、粗品さんの「髪型マドハンド」までがワンセットです。

【芸能人関係】

・SPWのゲスト
 スペシャルウィークの2週間前にはゲストの発表があります。
 時間の都合かすぐ発表するパターンもありますが、基本はかなでさんであることが多いです。せいやさんの気分次第で色々変わります。

・宮迫さん先輩じゃない
 R5のR-1の前後でよくやっていました。粗品さんが宮迫さんの名前を出すと、せいやさんが先輩じゃない発言をし、粗品さんが爆笑します。
 その後もせいやさんが宮迫さんであったり、別の方であったり毒舌を出すと粗品さんがととのうくだりに発展します。

・中田カウス師匠
 せいやさんのモノマネの十八番でもあり、交遊録、一行でもよくネタにされます。霜降り明星のことをお気に入りで、粗品さんに本をプレゼントしたり、せいやさんに会った際にせいやさんのことを「中田カウスのDNAを持つ男」と発言したこともあります。

・ケンドーコバヤシ
 霜降りのトークでも度々登場する、霜降りの大好きな先輩です。
 せいやさんが挨拶をすると「ええかげんにせえよ」と言われ、粗品さんが挨拶すると「お前の相方ええかげんにせえよ」と言われます。
 せいやさんの結婚報告の際は「もちろんあかんよ」と言われました。
 交遊録でもネタにされます。

・ありがたいですねー
 惜しくも解散をされた和牛の川西さんのモノマネです。
 寄席で変わった笑い方をするお客さんがいて、無視することもクサすことなく絶妙のイジり方で笑いに変えました。
 その後は、本当はありがたくないのに皮肉のニュアンスで使われます。

・紳助さん
 一時期、粗品さんが天狗となり昔の紳助さんみたいだというような記事がありましたが、粗品さんも髪型を紳助さんに寄せている節があり、昔の紳助さん、沖縄の紳助さんなどの髪型にしていました。
 さらにさんまさんのドラマで、若い紳助さん役を演じたこともありました。
 せいやさんの正月に見ためでたい夢は水の紳助さんでしたし、一行や交遊録でも瞬間的なブームが来ます。

・麒麟川島
 霜降りANNのヘビーリスナーです。
 この番組を愛しながらも、三浦マイルド回などで苦言を呈す時もあるなど、霜降りにとっては厳しいツッコミもくれる温かい先輩です。

・フースーヤ
 年末恒例のゲストです。
 せいやさんとのギャグ108つリレーで年を越すのが恒例となっています。
 賞レースでも結果が出るようになり、注目の存在です。

・武田鉄矢
 せいやさんの代表的なモノマネレパートリーです。
 テレ東で放送された「免許失効せいや・・」ではナレーションを務めました。
 せいやさんを気に入っているようで、性格の終わっている武田鉄矢のモノマネを公認しているなど、懐も深いです。

・アンミカ
 せいやさんがお気に入りのようで、何度かせいやさんをホームパーティーに招待しています。
 せいやさんの結婚式では爆笑スピーチを披露しました。

・あいみょん
 せいやさんが好きな歌手で、ANN0時代に彼女にしたいとも言っていました。
 せいやさんはあいみょんの顔が好きといい、粗品さんが普通歌やろとツッコミますが、厳密に言うとどちらも失礼な気がします。

・壇蜜
 せいやさんが救助活動をした際、近くに行って手伝ってくれた方が、たまたま壇蜜さんでした。
 週刊誌にも掲載されたことで、ラジオでも話題になりました。

・森永卓郎
 森永さんのパーソナル情報を粗品さんが当てたことにより、粗品さんの親友であることが判明し、ゲストにも登場しました。
 その後森永さんの新刊が出た際に対談もしています。

・チェ・ホンマン
 せいやさんが子供の頃K-1を見に行った時に、観客席にいたせいやさんにチェ・ホンマンが「ホンマンマーン」と言ったとか。

・横浜銀蝿 嵐
 霜降りの冠歌番組のゲストで登場。事前アンケートの「霜降り明星のことをどう思いますか?」という質問に対し、「お前誰?」と回答しました。
 「お前誰?」のフレーズは汎用性が高く、一行のコーナーでが大ブレイク。現在は元ネタが嵐さんであることを忘れるくらい定番化しました。


【ラジオ・スタッフ関係】

・畠さん
 霜降りANNの構成作家です。
 ゲラゲラとした豪快な笑い声はこの番組に欠かせないですが、話し声が電波に乗らないことをポリシーとされています。
 一度、チーム対抗戦の時に集計でトラブルがあり、ポリシーを破って畠さんが説明をされたことがありました。
 元々ナイナイANNのハガキ職人で、ラジオネームは「ゴミを拾おう」です。

・トゥルーマン翔
 霜降りANNのサブ作家です。
 マヂラブANN0や三四郎ANN0など多くのANNシリーズも手掛けています。

・三浦D
 霜降りANNシリーズの初代ディレクターです。
 #1で、新幹線での嘘エピソードを話したせいやさんに「燃えるよ」と発言し、せいやさんをビビらせました。

・野上D
 霜降りANNシリーズの2代目ディレクターです。
 元々学生お笑い出身で、真空ジェシカのラジオでも名前があがります。
 Xで色々あったことにより、粗品さんのYouTubeの一人賛否でイジられたこともありました。

・菊田D
 霜降りANNシリーズの3代目ディレクターです。
 せいやさんの誕生日でスタッフから携帯用ウォシュレットがプレゼントされ、実際使用する音声をトイレから生中継しようとした際に、小便器に流れる水から給水しようとしたことをせいやさんにツッコまれました。
 5周年クイズでは、司会を務めました。
 その際に、実はネタメールを送って採用されていたことも判明しました。

・坂井マネージャー
 霜降り明星の元マネージャーです。
 エレベータを停めたエピソードは何度も話されています。

・クレイジーマン
 ANN0時代によく登場しました。
 せいやさんがクレイジーマンになるとエコーがかかりますが、まさに神業のスピードでエコーがかかります。

・メール犬
 一時期頻繁に登場しました。
 結構な下ネタなどを言い、粗品さんにも苦言を呈されます。

・改編の匂わせ
 番組改編の時期になると、粗品さんが番組終了を匂わせるような発言をします。
 みんなでご飯食べに行くなど、思い出づくりのフェーズに入っているかのような発言などがあります。

【その他】

・ハゲネタ
 せいやさんは、ハゲイジリに対する返しも一級品で、粗品さんもハゲイジリが大好物です。
 高校時代に円形脱毛症になり、人によっては笑えない経験だったはずですがせいやさんはおもしろエピソードに昇華しました。
 粗品さんからは「ハゲに行ってたんか」、せいやさんの妹さんからは「はげんといてあげたら」など、周囲から様々なパターンのイジりをされています。

・霜降りのファッション
 オープニングの冒頭で、ファッションの話題もよくあります。
 せいやさんの代名詞はミドズボです。ブランド物の帽子をかぶっただけで度々炎上しています。
 粗品さんは、暑い時期に厚着をしたり季節感のない服装を突っ込まれます。
 同じシャツを数十枚買うなど、熱しやすく冷めやすい印象があります。
 ファッションについては、よく食事にも行くどんぐりたけしさんから指南を受けているようです。

・奇人
 せいやさんの実の父親です。チャーハン5人前を一人で平らげたなど、謎の行動が多い人物で、一行でネタにされることも多いです。
 「霜降り&錦鯉の親孝行イズビューティフル」で出演される姿を見ましたが、職人という感じのいいお父さんだと思います。
 24時間テレビに出演、せいやさんの結婚式でも爆笑スピーチを披露するなど大活躍でした。

・せいやの妹
 せいやさんには二人妹がいてトークにも度々登場します。
 とても明るい大阪の女の子という感じで、粗品さんの虫歯をイジったり、兄であるせいやさんに「(嫁のためにも)はげんといてあげたら」などとお笑い偏差値も高めのようです。
 24時間テレビの粗品ゲームでも登場し、番組を盛り上げました。

・ツイッタラー
 M-1などの審査員が変わる話題になると、せいやさんがツイッタラーやYouTuberなどを挙げます。
 坊主さんや、クラーク・ケントさんの名前がよくあがり、坊主さんは粗品さんが嫌いだと公言されているので強いツッコミになります。

・音位転換
 せいやさんがよくするいい間違えは正式には音位転換ともいうそうです。普通に噛んだりすることもあり、コーナーの際に噛んだ時は、リスナーに生電話で謝罪をします。

・M-1のアナザーストーリー
 せいやさんが嫌いなものです。理由は霜降りのアナザーストーリーが放送された際、粗品さんがメインのVTRとなった為、ナレーションベースでせいやさんがジムで体を鍛えている所しか放送されなかったからです。
 他にも舞台挨拶で回したがる女性司会者を霜降りは嫌いで、せいやさんのものまねレパートリーにもなっています。

・ひでまんしげまん
 M-1に出場していたアマチュアのおばちゃん漫才師です。
 とある年のM-1の1回戦で、霜降りの前の出番順で登場し、わざとタイムオーバーをして、場を荒らされことを霜降りは根に持ってます。

・ロコンドのCM
 M-1王者になりたての頃、デヴィ夫人と共演したCMです。
 せいやさんが謎の髪型をしていました。

・映画 FALL
 せいやさんの好きな映画です。
 せいやさんは絶賛していましたが、その後視聴されたリスナーや麒麟川島さんから酷評されることとなりました。

・ポケットいっぱいの秘密
 せいやさんが好きなアグネス・チャンの曲でもあり、リクエスト歌謡コンサートのコーナーが始まる前の定番コーナーでした。
 豆知識を送るコーナーだったはずですが、クレイジーマンが登場し、コーナー中はせいやさんの記憶がなくなっています。
 RNのこさささんやRN激アツ・・さんという、別のコーナーでは聞かない職人が活躍していました。
 伝説回でピンチとなったせいやさんを助けてくれたのはこの曲であり、このコーナーでした。

・テセウスの船
 せいやさんが田中正志役で出演をしたドラマです。シリアスドラマで重要な役どころを演じることになりました。
 オールスター感謝祭で、鈴木亮平さんとドラマのワンシーンを演じたこともあります。


霜降り明星ANNの魅力を伝えるには全然足りないですが、聞く際の一助になれば幸いです。

ぜひ聞いてみてください!





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