どうしても許せなくて客にドロップキックした話
noteをご覧頂きありがとうございます
ここ数ヶ月ジムや有酸素運動をし、ベランダで日光浴や昼寝を繰り返しながらnoteを書いています。。
優雅過ぎて、もう元の生活に戻りたいのか戻りたくないのか分からなくなってきているスーパーマラドーナ武智です
あ、ネタはちゃんと書いてます(^^;そこだけは!
さてですね
数年前から度々やからしておる私ですが
ここ数年、特にM-1グランプリなんかで僕の事を知って応援してくれるようになった方々なんかはこう思ってたんじゃないでしょうか、、この人は
お笑いに真剣で熱い男
間違ってるとは言わないですが、、
何かちゃうんです、、
僕自身も違和感があると言うか、元々がそんな良い人間ではないのですよね、、
僕がまだ20代半ばのど金髪の頃から応援してくれてる方々はそうは思ってないと思います
多分
お笑いに真剣で熱いけど何かと問題を起こすややこしい男
ずっとこう思っていたはずです
自分で言うのも嫌ですが
イメージって怖いですね(^^;
僕は聖人ではありません
ひろしさんも言ってましたが
聖人でありたいとも1ミリも思っていません(汗)
残念な事に(汗)
なので今日は僕がどんな人間か分かってもらえる昔のエピソードを記事にします
確かもう15年以上前ですね、、
その時の僕はまだよしもとに所属していませんでした
baseよしもとと言う劇場があり、その劇場のレギュラーメンバーになる為に毎月1回あるオーディションライブに出ていました
月に1回しかないチャンス
1回のオーディションで70組くらいがエントリーし、1〜3組くらいが合格、それを毎週行い月末にそのメンバーとbaseよしもとのレギュラーメンバーで入れ替え戦をやり、勝てばレギュラーになれる
そうゆうシステムでした
僕たち(当時のコンビ名はマラドーナ)は一次オーディションを合格し、月末の入れ替え戦を待つ状態、そして仲の良い後輩が明日一次オーディションを受けると言う事で前日にその辺の広場に集まり、後輩のやるネタを見て、ああした方が良いこうした方が良いと作戦を練っていました
そして次の日、いよいよ一次オーディション
僕はその仲良い後輩が心配になり、baseよしもとへ行き、客席の後ろから一次オーディションの様子を見ていました
そしていよいよ
その後輩が出てきました!
心の中で「頑張れ〜!行け〜!」と叫ぶ
序盤から良い感じにウケている!
「よし!いける!」
そう思ってたら、、
急に客席から変な男の客が野次を飛ばし始めました
ネタ中なのに
オーディションなのに
大事な舞台なのに
1人持ち時間2分しかないのに、、
後輩もかなり焦った様子
しかしすごい事が!
持ち前のスキルの高さで、その野次を逆にいじって更に笑いをとりました!
僕は素直に「こいつすげー!!」
そう思いました
すると
更に悪夢が、、
その野次を飛ばした男は、今起こっている笑いを、自分が取っていると勘違いしてしまい、、更に野次を飛ばし始めたのです、、
後輩もただでさえ緊張している中、時間制限がある中、止まらない野次に対応出来ず、、
ネタの途中で不合格音が鳴ってしまいました、、
僕は
その野次を飛ばした奴を見ながら心に決めました
こいつは生かして返さへん
人の努力を
人の夢を何だと思ってやがる
そしてオーディションライブが終わりました
お客さん達は席を立ち、螺旋階段を登りながら帰って行きました
僕はずっと
その男を尾行しました、、
そして高島屋の前辺りに来たところで
後ろから
その男の背中めがけて
思いっきり
ドロップキック!!
そして髪の毛を掴み、人気の無いところまで引きずって行きました
引きずっている途中で
その男が僕の顔を見て
「あ!マラドーナ!マラドーナや!」
と叫びました
どうやらその男はお笑い好きでよくbaseよしもとのオーディションライブなどに来ていたみたいで、僕の事を知っていました
高島屋の前
人通りが多い場所
通行人の人達が騒つき始めました
「喧嘩?喧嘩か?」みたいな騒つきではありません
「マラドーナ?」
「マラドーナってあの?」
「サッカー選手の!?」
「マラドーナ日本に来てるの!?マジでどこ!?」
最悪の騒つかれ方、、
人集りに囲まれて
次々に聞こえる言葉は
「え?おらんやん」
「どこにおんねんマラドーナ!」
「何や嘘かい!」
勝手に嘘つき呼ばわり
てかめちゃくちゃ恥ずかしい、、
そんな事をしてる間に、僕は仲間の芸人に取り押さえられ、家に連れて帰られ、こっ酷く怒られました、、
って言う事が昔ありました、、
度々やらかしております、、
たまたまではなく、、
こんな人間ですがこれからもよろしくお願いしますm(__)m
もし良ければサポートお願いします! これからもどんどん作品、記事書いて行きます!