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描きたいものがある、ということ

2022年1月1日
年始だけれど、ひとまず去年を自分の中で腑に落とすため残しておきたいことだけ書いて、今、そして未来のことを書いていこうと思う。

2021年は描きたいものが見つかった。
アルパカだ。
それまでわたしの描きたい原動力は色を再現したい、美味しかったものを紙の上に再現したい、装画を描きたい…だったけれど、その描きたい欲は一過性のものだった。

思い出したように画材を引っ張ってくるのは少しはがゆいような、すがっているような気持ちだった。
描き続けたいという気持ちばかりが逸って、白い紙はずっと白いまま。

けれど、ある2頭のアルパカくんに出会い、定期的に触れ合う(ふれあえるアルパカくん)たびに思考が開けて、自分の世界と彼らを溶け込ませたいという気持ちが高まった。

これまでの、描き続けたいのに描きたいもの・テーマがない状態から抜け出せた、ような気がして視界が明るくなった。

理想のタッチ

これまで色鉛筆をこよなく愛し、水彩のにじみを楽しんできたが、わたしの表現したいアルパカくんはなんとなく違う気がしていた。
人から、色鉛筆や淡い水彩はわたしに似合う、っぽいね、と言われることがあったけれど、それを嬉しく思う自分と、力強い画面に憧れる自分との間で揺れつつも追求せずひとまず水彩紙に描き続けていた。

しかし描きたいものが見つかり、思い描く画面に辿り着こうと試行錯誤したらキャンバスにアクリルで描くことにたどり着いた。

色はパステルカラー。

はじめはチューブから出した絵具をそのまま塗っていたが、厚みが欲しくなりメディウムをアクリルに混ぜ立体感を出すことにした。

本来は影のある雰囲気がすきなのだが、わたしのイメージのアルパカくんには似合わない。けれど、迫力がほしい。
パステルカラーで絵具もりあげは、そんなわたしのイメージに今のところ一番近い。


(わたし的)イラストレーション

1、すきなものを自分が見える世界に落とし込むこと

2、写真で視界を切り取るように、キャンバスに切り取った風景・モノを自分のフィルターを通して表現するもの

……は、すべてイラストレーションになりうる、

と考えて、今年2022年も描く気力を失わず描いていきたい。よし、

今は生活と絵をがんばっています。 「スキ」してくれるとアルパカが出てくるので、ぜひ。 サポートはすべて画材に当てております。 いつも応援本当にありがとうございます。