パン作りの奥深さ Part6(最終結果がわかる緊張感編)
パン作りの最終工程に入る。パンを焼くという工程に入るが、仕込から始まり焼成までの作業一つ一つの結果が窯(オーブン)内で姿かたちとなって表れます。緊張感も期待感もある一瞬です。ハード系のパンであれば、窯入れ前、窯入れ後に蒸気を注入しますが、このタイミングや蒸気の注入量が極めて重要な作業となります。微妙なタイミングのずれや蒸気の多少によってカットしたクープの割れの部分に違いが生じてきます。クープの割れ方やその勢いによって後のパンの出来具合が大きく変わってくるのです。つまり、生地が