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PCモニター購入で悩みに悩んだ末、24インチ・フルHDに決めるまでに考えたこと

去年の暮れから今年の2月にかけて、パソコン環境をガラッと新調しました。

この記事でも軽く書いたんですが、もう今使ってるパソコンが5年目でして。

高校生の頃からずっとノートパソコンを使っていたんですが、写真の編集などスペックを要求される用途も増えてきたので、新たにデスクトップ型のパソコンを購入しました。

去年の9月ごろから都内に住んでる友人とオンラインゲームをするようになったので、ゲーミングPCを選んでます

最初は20インチの液晶テレビに繋いで使ってたんですが、PC購入時のキャンペーンでもらえたポイント1万円分を使ってゲーミングモニターも購入。

購入したゲーミングモニターが24インチで解像度はフルHD、リフレッシュレートは144Hz対応で反応速度も1ms。

マウスカーソルが恐ろしいほどヌルヌル動くのでちょっと笑っちゃうくらいだったんですけど、そもそもずっとノートパソコンに液晶テレビという環境だったので、ゲーミング云々以前にPCモニター超良いな、と感動すらしてるところです。

しかしこのモニター、ゲーム用途としては申し分無いものの、応答速度優先でTN方式のパネルを選択したので、動画を観たりカメラで撮った写真をRAW現像したりするのにはちょっと心許無い。

そんなわけで、ゲーム用モニターとは別に汎用のメインモニターを購入することにしました。

とはいえ、ずっとノートパソコン派だったのでモニターを選ぶのは今回が初めてで、まぁ随分と迷いました。

ゲーミングモニターの時は良かったんですよ。

用途が明確だったので、必要な要件を備えてる製品の中で一番安いのを選べば良かった。

けど、メインモニターは用途が幅広いので要件がなかなか定まらない。

行ったり来たりしたものの、自分の中でしっかりポイントを整理して綺麗に着地点を見つけることができたので、思考の経緯を書いておこうと思います。

モニターのチョイスで抑えるべきポイントは人それぞれ違うとは思いますが、何か参考になれば幸いです。


重要視したポイント

項目を吟味した結果、選ぶにあたってポイントにしたのが

・パネルサイズ
・解像度
・表示可能色域

の3つ。

自分にとって上記の三つで最低限のラインを考え、それを満たしているモデルの中で最もリーズナブルなモデルを選ぶ、という方法をとりました。

この内「パネルサイズ」と「解像度」についてはある程度連動していたので、実質的に考えたのは2項目です。


パネルのサイズをどうするか?

一番初めに悩んで、結局最後の方まで引きずったのがパネルのサイズ。

スタンダードな24インチにするか、ちょっと大きめな27インチにするか。

先に購入したゲーミングモニターが24インチだったんですが、11インチのノートパソコンと20インチの液晶テレビを使ってた身としてはこれでも十分大きくて見やすいな、と思いました。

ただ、ネットで調べていると

・一度27インチを使うと快適で24インチには戻れない
・24インチは映像を観る場合にはちょっと物足りない
・フルHDよりも高解像度のモニターなら27インチ以上の方が良い

などの意見も見かけまして。

机の大きさも余裕があるし、写真のRAW現像やグラフィックデザインの時のことを考えると、WQHD以上の解像度も魅力的。

流石に32インチ以上は大きすぎるし4Kもオーバースペックのような気がしたので候補に入れませんでしたが、24インチか27インチかの二択は相当悩みました。

結果的には24インチにしたんですが、考え方としては

・Blu-ray DiscやYouTubeはフルHDが上限
・今まで写真の編集やデザイン作業をノートパソコンや液晶テレビなど、解像度の異なる様々な環境で行ってきたが、それによってさほど効率が変化した印象は無かった
・「フルHDなら24インチが最適、27インチだと荒く感じる」という意見をネットで目にすることが多い
・27インチの方が迫力・没入感はあるが、モニターの解像度がフルHDより大きくなると理論上はコンテンツが引き延ばされて画質が下がることになる
・マルチディスプレイなら24インチでも十分快適のような気がする

というように、「自分にとっての最適な解像度」から「その解像度でのベストなパネルサイズ」を導き出した感じです。

昔からよく言われる「解像度が高すぎると文字が細かくなって読めない」という問題は機器の高解像化に伴って解決されてきてますが、映像コンテンツについてはまだまだ過渡期という印象があるので、自分にはフルHDで十分かな、と考えました。


表示可能色域をどうするか?

もう一つ考えたポイントが、モニターが表示できる色の範囲の広さをどこまで求めるか、という点。

表示できる色の基準はメジャーなもので「sRGB」と「AdobeRGB」という2つの基準があります。

このうち「sRGB」の方が制定が古く、一般的な電子機器の多くがこの色域を表示できるようになっています。

「AdobeRGB」はPhotoshopやLightroomでお馴染みのAdobe社が制定した色の範囲で、sRGBよりも広い範囲の色を表示できます。

ネットで調べると概ね

・ウェブサイトやSNSで表示する分にはsRGBで十分
・プリントする際に色校正を自分で行うならより広いAdobeRGBの方がいい

という意見が出てきます。

将来的には撮影した写真を展示してみたい、という思いもあるので、AdobeRGBに対応したモニターにした方がいいのかな、と最初は考えていました。

……が、結果としてはsRGBカバー率100%であればいい、ということに。

理由は2つ。

まずAdobeRGBに対応してるとモニターの値段が跳ね上がるんですよね。

将来的にプリントも考えているとはいえ、現状作品発表の場がほぼウェブ上のみなのに、それだけのコストを払う意味があるのか?というは、やはり考えてしまいます。

もうひとつが、お店でのプリントだとAdobeRGBに対応していない場合もあること。

自分のようなアマチュアの写真家が展示をしようと思った場合、お店にプリントをお願いすることになるわけですが、大型チェーンの写真屋さんの場合、sRGBにしか対応してなかったりするんですね。

であれば、作品作りもsRGBを基準として行った方がいいんじゃない?と考えました。

ちなみにカメラ側の設定でも使用色域をsRGBとAdobeRGBを選択できるようになっていたりするんですが、自分のカメラ2台の設定を確認してみたらどっちもsRGBになってました。

今のところ特に不満もないので、より突き詰めた作品作りを目指す際にはAdobeRGBの使用も検討する、という考え方でいいのかな、と。


最終的に購入したモデル

そんなこんなで購入したのがこちら。

いや、最初はDellのモニターを考えてたんですけどね……アンバサダープログラムにも参加してるし、ドット抜け保証もあるし……。

Dellのモニター、リモートワーク需要なのかなんなのか、今納期がめちゃくちゃ長くなってまして、モデルによっては3ヵ月待ちになってるんですよ。

さすがにさっさと手元に欲しかったので、今回はDell以外で購入しました。

ViewSonic、知らない人は全く知らないメーカーだと思うんですが、アメリカでは結構なシェアを獲得している老舗メーカーだそうで。

日本市場からは一度撤退した後、2015年から再度参入しているとのこと。

記事冒頭で書いたゲーミングモニターもViewSonicの製品を購入しまして、非常に印象が良かったのでメインのモニターもViewSonicを選んでます。

コストパフォーマンスが非常に高いのが特徴で、ゲーミングモニターは税込みでも20,000円ちょっと、今回購入したカラーマネジメントモニターでも26,000円程度。

ゲーミングモニターはエントリー機でも3万円弱、出荷時カラーキャリブレーション済のモニターなら3~4万円はすることが多いので、非常にリーズナブル。

高級感や作りの良さなどよりもコスパを求める人には最適なメーカーだと思います。


自分にとって必要なスペックは何か?を考える

私のパソコンの用途って、ウェブサイトの閲覧に加えて写真のRAW現像、編集、ゲーム、PCDJなど、平均よりは幅が広いと思いますし、今回はマルチディスプレイの2枚目(ノートパソコンも含めれば3枚目)だったので、選び方のポイントとしてはちょっと特殊だったかもしれません。

ですが、実際に説明したポイントではなく、「重視するポイントの考え方」のような部分は少し参考になるかな、と思います。

このご時世で自宅にいる時間も自ずと増えていますし、パソコンの前にいる時間を快適にするためにモニターの買い替えは非常に効果が大きいと思いますので、検討している方の後押しになれば幸いです。

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