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時間の流れを感じながら、筆を動かす。

コツコツと絵付教室に通って、もう1年になる。最初に比べたら、ずいぶんと描けるようになってきた。時が経って、今日から、もうわたしを絵付教室に誘ってくれた友だちは、教室に来ない。

こんにちは、こんばんは。栗田真希です。

3月は、別れの季節とよく言うけれど。友だちや知り合いが波佐見を離れていくのが、ちょっぴりさみしい。いや、けっこうさみしい。

もちろん、これだけインターネットやらSNSが発達して、交通の便だっていろいろあるんだから、これからだっていくらでも連絡が取れるし、遊ぼうと思えば可能だけど。

それにしたって、さみしさはある。

いつもにこにこ絵付をしていて、ときには絵付の先輩としてアドバイスをくれた友だち。一緒の空間にいないのは、空白ができたような思いだ。ほかの絵付の生徒さんも「さみしいですね」とこぼしていた。

筆を動かす。

はじめたころに比べたら、上達している。この絵付教室とのご縁も、友だちがくれたものだ。こうして描いていると、友だちへの感謝の気持ちがまたふくらむ。

もっと描いていきたいな、と思った。

昼間は、仕事場に、よく行くカフェで最近までバイトしていた子が来てくれて、すこし話した。春から新しい仕事をすることになっていて、もう波佐見から長崎市内へ引っ越しも済んだのだという。

春だなあ。

さみしさと同じくらい、感謝とか、応援したい気持ちがある。大人になると、離れればそれっきりになるシーンだって、いくらでも経験する。それでも。

きっとまた、いろんなところで会ったり話したりしたいなと思うし、そうなるように願っている。そのときのためにも、わたしはこうやってnoteを書いたり、絵付をしたり、手を動かし続けていくのだ。

30minutes note No.980

さいごまで読んでくださり、ありがとうございます! サポートしてくださったら、おいしいものを食べたり、すてきな道具をお迎えしたりして、それについてnoteを書いたりするかもしれません。