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「ユーカリ読書会」をはじめます

こんにちは、編集・ライターの仕事をしている栗田真希です。

タイトルの通り、わたしは「ユーカリ読書会」をスタートします。今日はそのお誘いです。

月に一回、東京のどこかで数人で集まって、ゆっくりお茶をしながら、読んだ本の感想を言いあったり、好きな本をおすすめしあったり。そんな時間を一緒に過ごす仲間を募集したいと思います。

仲間を募るにあたって明確な基準はありません。年齢も職種も限定しません。わたしと面識があってもなくても構いません。
たくさん本を読んでいるとか、上手に感想を言えるとか、そういうことではなく、楽しく会って話したいと思っています。

なぜなら、『ユーカリ読書会』は心を許せる仲間をつくるための、読書会だから。

なので、きっと参加してくださる方にとっても「なんか合うなあ」という人が集まる会になるでしょう。

申し込みは6月12日(水)まで! お待ちしております。

それでは、読書会について詳しくお話しします。


<ユーカリ読書会とは>

・課題図書を手に入れて持ち寄ってもらいます。
・わたしと数人で集まり、本の話をしたりしなかったりします。
・基本的に月に一回、土日開催です。
・オフラインのみの開催です。
・ランチを兼ねる場合が多いです。
・2024年7月〜11月の期間限定です。
7/7(日)、8/4(日)、9/1(日)、10/5(土)、11/2(土)の10時ごろから予定
・すべての会に参加できなくてもOKです。
・LINEのグループで情報共有する形にします。
・参加費はGoogleフォームをご確認ください。

<どうして読書会をするのか?>

そもそもこの読書会を思いついたのは、アメリカのZ世代の女性のあいだでブッククラブが流行っていると知ったことがきっかけでした。

2023年の調査では、18~34歳のユーザーの50%が「新しい友人を作るためにブッククラブに入った」と答えている。

上記記事より

コロナ禍を経て、みんなが集まろうとしている。本という存在を中心に。「それって、とってもいいなあ」とシンプルに思ったのです。

歴史を辿ると、ブッククラブは女性たちの文学とのふれあいの場として発展してきたのだそうです。女性だけの安心感というのは確かにありますし、女性だけであればわたしの家を開催場所にしたっていいかもしれないとぼんやり思っています。

なので、ふたつのグループをつくります。ひとつは女性だけのグループ、もうひとつは男女どちらも参加のグループ。それぞれ3〜4人ずつを想定しています。
はじめての試みですし、こじんまりとスタートしてみようと思います。

本を読んで研究するような会ではないので、本をたくさん読んでいなくても、全然かまいません。これから読んでみようと思っている人にも楽しんでもらえたら。

毎月、課題図書を決めて、ちゃんと読んだり、途中まで読んだり、表紙だけ撫でたりしてから、集まって話をします。つまり、参加する人は必ず本を買ったり借りたりする必要があることはご承知おきの上でお申し込みください。

私は去年から書籍編集の仕事をしているのですが、自分の担当本をセレクトするつもりはありません。読んでくださったらうれしいですが、読書会の場を宣伝に使いたくないですし、私も新しい本を読みたいからです。
そのほか、仲間内でのなにかしらの売買や勧誘もNG。自分で採ってきた山菜をスーパーより安く売るくらいならOK。安心して楽しめる会にしたいと思っています。

<読書会がめざすところ、お約束>

リラックスして、楽しく話せる場をつくりたい。これがいちばんの目的です。
そして本が好きな仲間と語り合えたら。
ですから、ユーモアや冗談は大歓迎ですが、なにより正直さを持ち寄ってほしいと思っています。もちろん、わたしも率先して正直に話します。
そのために、次のことをお約束していただきたいです。

①やさしさと正直さを持ち寄る
②よく聴き、よく話す
③決められた本を持ってくる

たとえば、本を読みきれてないときは、そう正直に話しましょう。ぜんぶ読まなくても、読書は読書です!

どの本を読むのかは、こちらで指定する場合もあれば、参加者の方のご意見をおうかがいする場合もあるかと思います。

わたしは普段、編集者として本づくりに携わっているので、その観点からお話しできることもあると思います。
デザイナーやDTP(印刷のためのデータをつくる職人)の方々のお仕事、実際の本づくりの工程など、興味のあることはなんでも聞いてください。わたしではわからないことも多いですが、すぐ周りの人たちに聞き勉強して共有します。

<かかるお金>

開催場所は都内で、わたしが決めます。そのため当たり前ですが交通費がかかります。
それから、ランチを兼ねることが多そうなので、その場合1500〜2000円程度かかると想定しておいてください。わたしのとっておきのお店でと考えています。
あとは参加費も対面でいただきます。参加費についてはGoogleフォームでご確認ください。
本については、図書館などで借りられる場合は無料ですし、必ず買わないとダメというわけではありません。

<読書会をはじめる動機>

2023年の春前に東京に戻ってきたのですが、とにかくプライベートで人に会うということがほとんどありません。友だちに連絡しようにも生活のサイクルが不規則。強制的に人の輪を広げる機会を自分に与えてあげたいと思ったのです。そんなときにアメリカでの読書会の流行を知りました。

また、『小説編集者の仕事とはなにか?』という新書を編集担当したときに、新しい書き言葉について考える上では、人びとのリアルな意見を集めることもひとつの手だと著者の唐木厚さんに教えてもらいました。どんなふうに本を読んでいるのか、どこに胸打たれたのか、読めない部分はあったのか、などなど教えてほしいです。そうじゃなくても、本の感想を聞くのは楽しいものですから、単純にわくわくします。

<お申し込みフォーム>

ここまでお読みいただき、ありがとうございます!
いろいろ書きましたが、はじめてのことですし、どうなるかわたし自身にもわかりません。つまずきも一緒に楽しんでもらえたらさいわいです。

ユーカリの花言葉には「新生」と「思い出」があります。新しい出会いと、よい思い出がたくさん生まれる場にできるように努めますので、どうぞよろしくお願いいたします。


さいごまで読んでくださり、ありがとうございます! サポートしてくださったら、おいしいものを食べたり、すてきな道具をお迎えしたりして、それについてnoteを書いたりするかもしれません。