思い立ったらすぐ飲みに誘う行動力がほしい
とある日。15:30に打ち合わせで会った方が、回鍋肉を食べたあとに言った。
「ああ、あの人と飲みに行って話してみたいなあ」
話題に出た「あの人」にいろいろ深く話を聞いてみたい、と。それはいいですね、わたしもあの人とサシとかで飲み行ってみたいです、と返した。麻婆丼を食べながら。
その次の日、打ち合わせのお礼の連絡を入れると、こんな返事が帰ってきた。
「昨夜、あの人を誘って飲んできました!」
なんという。なんという行動力。
「いつか」でも「来週」でもなく、「今日」である。すごい。尊敬する人を突然のお誘いするなんて、するのを躊躇ってしまう自分がいる。
いや、これがたとえばこんな電話だったら可能性があるかもしれない。「もしもし、栗田です。お世話になっております。あの原稿って進捗どうなってますか? え、もう書き終わる? ほんとですか! うれしいですありがとうございます。そうしましたら、打ち合わせ兼ねてお茶でも……え、今日ならたまたま都合がいいんですか? わたしも空いてます! 全然いけます!」
こっちから誘うというより、流れと都合での「今日」だ。
じゃないと、全然、誘い文句の想像さえできない。どうなってるんだ。
わたしも、「今日」で誘ってみよう。作戦を練ってみよう。
じゃないと、誰にも会えない。わたしは驚くべきことに、東京に戻ってきてコロナも落ち着いているのに、全然友だちと飲みに行ったりできていないのだ。毎日毎日オフィスにいる。土日もけっこういる。
このままじゃいけない。たまに「今日なら」というチャンスがある。逃さないで、そんな日に誘おう。
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