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書かないnoteマガジンをはじめます

今夜、わたしのもとには、ぽつりぽつりと初稿が届いています。新しくはじめる、noteでのwebマガジン用の原稿です。まだ朱入れなどはしていませんが、読んでいて比喩ではなく鳥肌が立っています。

こんにちは、こんばんは。栗田真希です。

このwebマガジンは、わたしが企画し、ライターさんに声をかけ、進めているものです。わたしは編集者として、彼女たちの原稿にがっつり寄り添います。

すべてが、まったく未知の体験です。

企画段階から、noteの元プロデューサーみずのさんにお話をうかがって、コンセプトなどを考えました。

それは、純粋にわたしが「なにを読みたいのか」を探っていく作業でした。どんなことについて書かれた、誰の文章を読みたいのか。

声をかけたい人なら、いっぱいいます。でも、わたしががっつり編集して関わっていくとなると、人数はしぼられてしまいます。4人が限界です。枠組みをつくっていくことが必要になるのです。

みずのさんが、思いついたことをぽろぽろと話すわたしにこう言ってくれたことが、ずいぶん方向性を決める上での助けになりました。

「いいね〜! なんか、くりたさんがプロデューサーの、バンドみたいだね」

それだ! と思いました。みんなが並んだときに、ステージの上にいるのを想像しました。それぞれ違う個性があって異なる楽器を手にして、でも目配せしあって楽しそうに演奏している姿が見えたのです。おのずと、声をかける人が決まっていきました。

noteマガジンをつくるといっても、原稿料をお支払いできるわけではありません。もちろん、サポートが入ったらまたどうなるかわかりませんが、現状では不透明です。

その上で「あなたに書いてほしいのです」というラブレターをひとりずつに送りました。わたしが考えているマガジンのコンセプト、いずれはzineなどにまとめたいこと、なによりなぜわたしはあなたの文章を読みたいと思っているのかということ。

驚くべきことに、声をかけた全員が、よろこんでくれました。わたしがびっくりするくらいの熱量で、お返事をくれました。

そこから、ライターさんたちにも確認をとりながら、マガジン名を決めて、バナーをイラストレーターさんにお願いして、ロゴの制作も進めています。どちらも縁ある大好きな友人たちです。お仕事をお願いできて、こんなにうれしいことはありません。

わたしがひたすらに見たいものが、もうすぐこの世界に生まれます。

わたしは書かないマガジンですが、1000日近く毎日のように書いてきたわたしのnoteを好きでいてくださる方には、きっと好きになってもらえると思います。

またお知らせします。読んでください。

30minutes note No.992

さいごまで読んでくださり、ありがとうございます! サポートしてくださったら、おいしいものを食べたり、すてきな道具をお迎えしたりして、それについてnoteを書いたりするかもしれません。