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閑話休題:#おひさまになった経緯 から真の「経緯」を考察してみたら生焼けになりましたとさ。

はしがき

本稿は上記事およびその元データを踏まえた個人的な考察をつらつらと文章化したものになります。一応目を通さずとも問題ないように書いているつもりですが、まだの方はこちらを一読いただけると幸いです。

『ひなたフェス2024』や『日向坂46時間TV〜全国おひさま化計画〜を控えている今、改めて「ハマっていく経緯」を明らかにできれば、誰かの何かの足しになるんじゃないかと気張ってみました。

ついでに個人的な思惑の証明も試みています

安定に生焼けなので、ぜひ皆様の叡智をお借りできればと思います。


「経緯」の正体って結局何?

こちらを集約・調査した人間ですが、情けないことに逐語的にひとつひとつ目を通すまでは出来ていません。しかし、その状態でも"どうやって"ではなく"なにで"好きになったか、つまり「経緯」よりも「きっかけ」に該当する内容が多かった印象があります。

もちろん良い悪いではありません。「きっかけ」が無いと"ハマる"は始まらないので、言わずもがな大切です。

加えて「経緯」、すなわち「こういう出来事・感情と共に日向坂を好きになっていったんだよねぇ」も分かれば面白いだろうなあと。

それはファン目線での「日向坂46というグループが支持される理由」や「愛される理由≒日向坂46らしさ」に近いものだろうし、うまく捕捉できた上で再現性のある"何か"が見つかれば、ハマらせる方略の具体化までこぎつけられるんじゃないかと考えたのが理由です。

私もそれに賛同している(昨年resumeと表してみていました)ので、『グループは今「日向坂46(らしさ)とは?」を再構築・追求している(この先もし続けていく)』という考察とその"何か"を関連付けられないかなあ、という個人的な思惑もあったり。

そんなこんなで、経緯になっていそうなものをいくつかキーワードとし抽出・解析してみました。以下に続きます。

表題曲(楽曲)=きっかけ

もし何か判明すれば、「どの楽曲(武器)をどう使えばハマらせていけるか」という指針になると考えたのが表題曲を抽出・解析した理由です。

私が集めることに成功している「おひさまになった経緯」(n=531)から、理想は全楽曲、何だったら「楽曲」「音楽」などのワードを含む文章を全て抽出し調べ上げることですが、今回は表題曲(アルバムリード曲含む)の曲名のみキーワードとして抽出しました(n=85)。

抽出後は一旦全件をテキストマイニングにかけつつ、例えば「〇〇を聞いてハマっていった」のように、きっかけではなく「ハマる経緯」に楽曲がある文章の目視確認を行いました。なお、これは以降も同様です。

85件の内楽曲が「経緯」となっていると判断したのは15件。なお、その中で登場する楽曲の内訳は見事にバラバラです。
残り70件すべてが「きっかけ」というわけではありませんでしたが、「〇〇でグループ/メンバーを知った」旨の文章が多いように見受けられました。

ということで、表題曲(楽曲)は「経緯」よりも「きっかけ」に対して有意に機能していると考えられます。

ちなみに、ここでも『日向坂で会いましょう』がたびたび出現。文章を読む限りでも、楽曲で知る(きっかけ)→ひなあいで深く知る(経緯)のルートがひとつの鉄板みたいです。

冒頭の「どの楽曲(武器)をどう使えばハマらせていけるか」に関しては、正直お手上げです。どれもその可能性を孕んでいるとしか言えない結果でしたからね。

ここからは個人的な考察ですが、日向坂46のファンは楽曲(あるいはそれ以外も)に対して「メンバーという軸から着想できているか」を意識する傾向が強い気がしています。読んでいてとにかくメンバーへの愛を感じるんです。

すこし飛躍しますが、「日向坂らしい!」や「〇〇(メンバーの名前)に合ってる/合っていない」という言及をよく見かけるのも、これが関係しているのかなぁなんて思ったり。
他の坂道グループでも同様の言及ってあるのでしょうか。

あとは「きっかけ」の側面に着目して、「『キュン』や『ドレミソラシド』に並ぶ「きっかけ」を今の日向坂46も持てたらなぁ」くらいですかね。『君はハニーデュー』が現在進行形でそうなっているのかが気になります。

深堀りすると思わぬ角が立ちそうなのでこの辺りにしておきます。ぜひ各位のお考えも聞かせて下さい。

ライブ=経緯

続いてはライブ。キーワード抽出すると全64件、うち「経緯」にあたるものが32件ありました。申し分ない結果でしょう。

その内訳として、何らかで知る→ライブでハマるというステップがかなり多く、ハマらせるにあたってのライブの重要さが伺えます。やはりひなたフェスは上手く使いたいところ。

全てはその予後を鑑みてになりますが、良い成果が得られた場合は、日向坂46と関わりの無かった方々が、同様に「アイドルライブじゃなくてフェスだし!」みたいなある種の大義名分を持って参加できるライブ・イベントが継続して開催されて欲しいですね。

これまでアイドルにノータッチの人間が、ライブ、しかもアイドルのそれに参加するハードルって(経験上)結構高いんです。
「来たら分かるで、素晴らしさがな…」みたいな声掛けも大切ですが、ハードルを乗り越えたくなるような仕掛けづくりも同じくらい重要だと思います。

現状が最適化されているのは承知の上で、個人的にはそういった方々にとってのハードルを下げる、すなわちライブへの接続がもっと気楽かつ手軽になればなあと。初めての人には割引もしくは特典つけるとか無理なのかな。関西人としては、みーぱんよろしくそんなこと考えちゃいます。

こういったことがクリアされていくと、「経緯」として、なんだったら「きっかけ」としても更に機能してくれるんじゃないかと思いました。

面白いと可愛い

全件の解析結果から「面白い」と「可愛い」が形容詞のツートップということは把握していたので、これらを含む文章を抽出しきっかけや経緯の中に潜む"感情"にもアプローチを試みました。

まずは可愛いから。読んでいる感じ、「きっかけ」と紐づきやすい感情に見受けられます。「〇〇が可愛いから気になって日向坂46を追いかけ始めた」という文章がほとんどでした。

つづいて面白いです。「面白いからハマった」は文脈次第でどちらとも受け取れる微妙なラインですが、おおむね「経緯」でいいのでは、という感じ。各番組の名場面と、それに関連する人物が多く挙がっていました。

結果、何とも言えない具合になりました。しかし、このふたつの感情が「きっかけ」と「経緯」にとって重要そうであるのは事実。それぞれが何(誰)と結びついているかも、ぼんやりとですが見えてきましたね。

ハマってもらうにあたっては感情面からのアプローチを思案するのも面白いかもしれません。

個人的には『ひなちょいseason2』がこのふたつへダイレクトに作用しそうに思います。
ひかりTV時代はこれ見たさに本編(ひなあい)を見ていたまでありました。定期的な無料配信を期待したいです。

まとめ:「経緯」=ライブと面白い?

"どうやって"日向坂46を好きになったか=日向坂46を好きになった「経緯」を明らかにするため

  • 表題曲(楽曲)

  • ライブ

  • 面白いと可愛い

に着目し「おひさまになった経緯」を読み解いてみました。

結果、以下のふたつを「経緯」に該当しやすいものと判定しました。

  • ライブ

  • 面白い

あわよくば「経緯」と「日向坂46(らしさ)とは?」を関係付けたいという個人的思惑も、少し達成できた気がしています。このふたつが「らしさ」と言われて、私的には「ちゃうやろ」とはならないので。

一方で、「このグループのらしさに特定の解はないんやから、もっと他にも色々あるわ!」とも思っていて。いいフックが無いかなあと思案しています。

ぜひ皆様の考える「経緯」もコメントで教えて下さい。せっかくの機会ですから、頂いたコメントで抽出・解析を行います。

あとがき

という塩梅で、はしがきの通り今回も生焼けでお届けいたしました。

ファンの数だけハマったきっかけと経緯があるんだなと、元も子もない感想を持ちました。
ゆえにこうして体系化するのは野暮すぎますが、どうか目を瞑ってください。

それにしても、どっぷり頭の先まで日向坂46の魅力に浸かっている今、「何がきっかけやっけ?」とか「どうやって好きになったっけ?」と初心を思い出しつつ、同じようにこれからグループを応援してくれる可能性のある人にどう対峙するかを俯瞰して考えるいい機会になりました。

今月の『日向坂46時間TV〜全国おひさま化計画〜は、そんな人たちにとっての「きっかけ」、そして「経緯」としてうまく機能してくれるでしょうか。

この記事に書いた内容で言えば、「表題曲」や「ライブ」に触れられて、端々で「可愛い」や「面白い」と感じてもらえたらいいのかな。

私自身46時間TVは初めての経験なので、こんなことを考えながらも人一倍楽しむつもりいます。どんとこい。

と言いつつ、何よりもメンバーやスタッフ各位が体調を崩さないように、その上で成果が最大化されるよう祈るばかりです。

いやー本当に色々楽しみですねえ、って書きたいだけの記事でもありました。

ということで、閑話休題:#おひさまになった経緯 から真の「経緯」を考察してみたら生焼けになりましたとさ。でした。
ではまた次の機会で。

追記(タテノ先生のリアクション・著名人の経緯)

タテノ先生が結論をイラスト化してくださいました。最初から最後までありがとうございます。何様すぎますが、投稿いただいた皆様にも改めて感謝申し上げます。

トムブラウンの布川さんも偶然(?)にこのタイミングで日向坂46にハマる経緯に関するエッセイを書かれていました。
「「邪念」が1つもない」は言い得て妙ですね。膝を打ちました。やはり表現を生業にされている方の紡ぐ言葉は素敵です。

余談(46時間TVの話)

46時間TV、めちゃくちゃ楽しかったですね。「表題曲」や「ライブ」に触れられましたし、「可愛い」や「面白い」まみれでした。
メンバーやスタッフ各位が体調を崩されたという話も今のところは入ってきていませんし、何も言うことなしですね。

今月の『日向坂46時間TV〜全国おひさま化計画〜は、そんな人たちにとっての「きっかけ」、そして「経緯」としてうまく機能してくれるでしょうか。

あとがき内でこう書いていましたが、そういったことを踏まえると恐ろしい程完璧に機能したのではないでしょうか。当記事で言及した「きっかけ」や「経緯」が全て詰まっていた配信だったように思います。

こちらがそんなことをぼんやりと考えながら余韻ひたひたな状態での投稿。願望通り、終了から間髪入れず権利関係を除いてほぼそのままアーカイブ配信されましたし、頭が上がりません。

しかもたくさんの反応をいただいたことで、経緯の解析に関する方略や見解は少なくとも見当違いではなかったのかな、と少し安堵しました。ビビりなので。

それはそうと、経緯たり得たかどうかを推し量る客観的な指標のひとつであるチャンネル登録者数に目を向けると、放送後におよそ8000~9000人(361,000→370,000)くらい増えていました(6/20→6/26での推移)。
なお、世紀の凡ミスでスクリーンショットをし忘れていたので、参考までに以下をご確認ください。

Xの方でもつぶやいたのですが、加えて「メンバーが選ぶ名場面集」みたいなものがいつか配信されないかなあと個人的には思っています。
単純にめちゃくちゃ見たいのと、そうした工夫ひとつが今後のファンにとっての「きっかけ」や「経緯」の幅や接点を増やすことに繋がってくれるはずなので。

まあそんなことをせずともとんでもない再生回数ですし、しばらくした後、再び「おひさまになった経緯」を尋ねたら、「46時間TVがきっかけでライブに参戦しました!」や「何となく知ってはいたんですが、46時間TVのおかげでハマりました!」みたいなファンがたくさん生まれているのだろうと、そう確信しています。

ということで、とにかく最高の配信、最高のひなたフェスへの布石でした。幸いにも現地参加できる立場なので、あり得ないくらいフェスを楽しみ、大成功の一助となることで応えられたらいいな。

最後の最後に、強欲な私は「メンバーが選ぶ名場面集を見たい」以外にも色々お願い事をしちゃおうと思います。

46時間TVが「日向坂46らしさ」の現れとして末永く愛されますように。

どうかひなたフェスが全員にとって最高の形で大成功しますように。

その先の日向坂46が歩む未来がとにかく幸多いものでありますように。


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