音楽のレシピ(その9) ー続・記憶ー

前編で書こうとして忘れていたことを一つ。
『頭の中で鳴っている音』ってなんだろう?

小学生のとき、知っている歌やひとりごとを声に出さずに思うとき、「実際には鳴っていないのに頭の中で鳴っている、この音って一体何なんだよぉ!?」って、メチャメチャ歯がゆい思いをした記憶がある。ホント何なんだろうね(笑)。

『人生最初の記憶』というものを、胡散臭いながらも自覚しているオレだが(失笑)、どのようにして日本語や音楽を理解していったかはあまり覚えていない(苦笑)。因みに、小学校入学時まで文字は書けず、ヤ〇ハ音楽教室には入って5分で逃げ出した記憶がある(嘲笑)。

しかし、言語と音楽という、耳を通して世界を理解する方法を会得していく中で、最近はむしろ何も知らなかった頃の自分、いっそ生まれる前の自分(!?)にさえ段々近づいて行っている気がする……。ヒジョーに言い回しがヤバくなってきたな。もうこのへんでやめとこ(冷汗)。

あー、でも最後に一言。この『頭の中で鳴っている音』って、きちんと整理・把握・操作出来れば、「Wi‐Fiの要らないiTunes」「電源の要らないオーディオ装置」として重宝すること請け合いですョ(笑)。

(貼り付けた音楽は、18歳の頃、出だしの一音を聴いた途端に自分が生まれる以前の過去へ連れていかれるような気にさせられた曲。……あれ?でもこりゃオレが2歳の時の録音だ。てへ♡) (続)

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