ターンテーブル奏法覚書
ここ数年来さわっていなかったターンテーブルを久々に引っ張り出して遊んでいる。楽しく遊ぶために、以前どこかで書いた遊び方を再びここに書き移しておこう。
1) レコードに刻まれたフレーズを、それと判る形で再生させない。(絶対に!)
……だって、訴えられたらいやだもんね (笑)。それに、もう「音の万引き」をして得意がっている自分が恥ずかし過ぎる (叫!)。
2) 音のヴァリエーションは、短い音:長い音:高い音:低い音:その中間の音、の5つだけ。
……この規則、我ながら最高! 説明は無しで !!
3) 使うエフェクターは、コンプレッサーとフィルターだけ。ルーパーは使わない。
……反復によって起こる快楽は自分で生み出す。機械任せにはしない。
4) (レコード) ネタは、(聴いたことがないくらい)新鮮なモノが一番 !!
……「このレコードのここにいいフレーズが入っているんだよな」とか言って、ライヴ現場でもたついてしまう失態を何度演じたことか。もういいぜ。
そして、最近気付いた。5) ターンテーブルを打楽器だと勘違いするな。
……ま、ターンテーブルは言ったら "擦楽器" 。打楽器っぽい音を出したいなら、音の鳴り始めもそうだが、より鳴り終りに気を遣わないといけない。「コクがあるのにキレがある」感じで…ね !?
さて、メンテナンスしたら、久々にメチャメチャなヤツを演ってみるか。
" ジャンクパーツ 寄せ集めて 出来た体じゃ ダメなのかい?" (the band apart "クレメンタイン" より)
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