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揺らぎを受け入れる。

今日も元気にテニスマン🎾

今週に入って急に喉やら目やらにダメージがあった。多分花粉のせい。

レッスンが終わってふと気づくと、症状が良くなった気がする。

これはもしや、花粉のせいじゃなくて自分の運動不足のせいだった?


昨日は仕事終わりに映画『PERFECT DAYS』を観てきた。

(以下ネタバレを含むので未鑑賞の方はご注意ください)



役所広司さん演じる主人公の平山は平凡な日々を送っている。

朝はご近所さんが掃除している音で目覚め、仕事のトイレ掃除をして周り、銭湯に行き、行きつけの居酒屋で酒を飲み、古本を読んで、眠くなったら眠る。

正直映画にするまでもない、どこにでもあるような日常。穏やかさに安心もするけれど、もしかしたら少し退屈に思えるかもしれない。

そこに他人が現れ、自分の生活に揺らぎを与える。

仕事仲間が辞めてしまい、夜遅くまで仕事をする羽目になる。娘が急に訪ねてきて寝食を共にすることになる。人間関係のトラブルに巻き込まれる。など。

穏やかな日常に歪みが生じる。違和感が出てくる。いつもの日常が恋しくなるかもしれない。

その時相手を恨むのではなく、変化を嫌わないで受け入れる。

その少しの木漏れ日の光によって、日常が輝く。

新しい仕事仲間はテキパキと仕事をしてくれて気持ちがいい。娘と一緒にサイクリングするのが楽しい。相手の身の上話を聞いて共感し合い、子供のように仲良く遊ぶ。

映画の捉え方は人それぞれだけれど、わたしはこんな感想を抱いた。

自分が思い描いた通り「パーフェクトに」過ごせる1日なんてない。思い通りにならなくても、他人が与えてくれる光と重なった時、結果「パーフェクト」に思えるんだと。


自分に置き換えて考えてみる。

私は自分からはなかなか変化を起こしにくいタイプだ。HSPの性格的にも変化を避けてしまうし、結局いつものところに落ち着いてしまう。

そんな自分で作ったつまらない日常なのに、「何か楽しいことはないかなあ」と誰かが連れ出してくれるのを待っている。いい変化なら喜んで受け入れるくせに、悪い変化なら「あいつのせいで」と憎む。

そうではなく、すべての変化を受け入れる。乗っかる。自分でも小さな変化を起こして、非日常を楽しんでみる。

私が今日自分で起こした変化がひとつ。それはテニス終わりにいつも寄るカフェで、モンブランを追加注文したこと。

いいように捉えすぎ?いやいや自分から起こしたいい変化でしょ。モンブランは美味しいし。うんうん。

そして花粉症のおかげで、自分の運動不足を知ることができた。

ということで、明日もテニスマンになろうと思う🎾

背中を押してもらって加速してみるぞ🏃‍♀️

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