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旅に生きる~撮り溜め放出編~その20

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前回こちら

大山祇神社/大雷神社

〒963-4312
福島県田村市船引町船引字上川原

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前回で
『非常事態こそシンプルが鉄則』
だけど実際は
『緊急時に複雑に』
しちゃってるよねとまとめました。

その複雑にする人は『叩かれる方(対応する側)』と『叩く方(対応にあれこれ文句言う側)』がいて文句言う人や支援する人の活動は
『あまり関わらず、差別もしていない一般人に複雑な区別の強要』
をして問題をややこしくしていく人が多いよねと。

大丈夫でしょうか?( ˘•ω•˘ )
今回は内容が内容なので慎重です。

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そしてマスコミがそういう考え方のゲートドラック的な役割を果たしていませんかと言うのが今回の内容です。

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今回も前置きしておきますと『心の地形』の説明です。
なので保守マガジンのほうに入っていません。

ではいきましょうか。

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災害時や政治の混乱。
そしてコロナのような感染症にロシアのウクライナ侵攻。

みなさんはマスコミが偏っているのはもうご存知なはずです。
では次のような書き方されたらどうでしょう

①「コロナの対応が後手後手に回っていますがどう思いますか?」
②「コロナの対応についてあなたは○と×どちらですか?」

②は「二択にしている!」と気がつきそうですが、①は①で質問が「後手後手前提」ですよね?
マスコミはこの手をやります。

で、これに引っかからない!と思っているネット民諸君は実にちょろい(´・ω・`)うはは

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現代は複雑に物事が絡み合っています。風が吹けば桶屋どころかVtuberが儲かる世の中です。

そんな複雑で重層的な物事を単純に、表面だけ知る。
そんな『愚か』をみんな積極的にやっているのです。

何もYouTubeの『ゆっくり動画』ばかりじゃなくてちょっと複雑な事情のある事件があると
『10分でわかる!』『小学生でもわかる!』
あげくは「今の若者はハッシュタグで検索するんだ!」とか言ってて。
それに出てくるのは新聞で言えば『見出し』を少し掘り返したような内容。
時々いらっしゃるガチの人がTwitterで連投するのもみんな最初の2、3行でイイネしてリツイートして・・・・

すごく難しくて、現在進行形で、専門家でも意見が分かれる話題を
深く考えられず分析も精査もできず、それどころか情報をいったん自分の中に入れてから発信するまで時間を空けることもできない。

わからない!は気持ち悪い。
そこで

『外車乗ってるから金持ちできっといやらしいやつ!』
『アベガーアベガー』
とステレオタイプな思考で『理解した気』にさせる。

ところがそういう人間ほど「ソース出せ!」って騒ぐんですが、
そのソースの正しさとかそういうのもまた別なブログ記事なんかで補強してるだけで、自分の思考が一切ない。

決めつけましたが、この手の人達は無自覚、それどころか今述べたことを
『自分が情報を探した』と胸を張ってしまうのです。

マスコミは長い間、ネットの遠慮呵責ない暴露やタブーに負けてきました。

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実生活ではできなかった話ができるようになったのです。
必死で隠していたことが隠せなくなった。
それどころか自分達の不祥事や嘘すらバラ撒かれる。
野球も宗教も大企業の闇も内情をぶちまけられる。

しかしそのネットを「ネットには嘘しか書いてない」と抵抗してた人達が
PCを触りだした。
そしてスマホ。

そうするとびっくりしたわけです。

複雑さが本人の理解度を超えてしまい、
原因は真相の解明にも手間と時間がかかり、結論が妥当であるかの判断もやはり難しい。

そうすると『複雑なテーマ』から『複雑さ』を取り除いき、
狭い自分の体験による思考分類や、マスコミの使うワード、またはマスコミに向かって使うワードで『理解した気分になる』のです。

しかもちょうど検索結果の劣化や広告とPV稼ぎのコピペサイト乱立で、
WIKIなど、昔から利用している人間ならば『正否は自分でも確かめる情報』を丸写しするようになる。

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そこに『PCとかわからん世代』と『PCよりスマホが楽』の世代も参戦しています。

どの情報源であってもみな『理解した気分』で精神を安定させているわけです。

その『わからない』『理解できない』不安定な状態になんとなく無責任にぺらっぺらに口を挟むのってまるでワイドショーのコメンテーターみたいじゃないですか?

今みんなが『国民総コメンテーター状態』になってるんじゃないでしょうか?
そして自分の意見のように『他人のぺらぺら意見』をペタペタ引用していく。

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で、マスコミはもう過去の信頼度はないけれど、電通のように
『みんなが薄っぺら』であればマスコミに変わって出てくるものがそれを利用するはずです。

それらが『あまり関わらず、差別もしていない一般人に複雑な区別の強要』達なのではないでしょうか?

Q「女性が泣いている!」

①「なんで泣いているのだろう」
②「誰か泣かせたんだろう」
③「男が酷いことしたんじゃない?」
④「ウソ泣き」
⑤「場所や時間、状況がわからないからなぜ泣いているかはわからない」

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さあここまで読んで上の質問にどう答えるでしょう。
このわたしの記事だって何かの誘導だって思うくらいでいいんです。

もちろんケチをつけるのではなく、ちゃんと探求をしようって意味で。

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話をまとめましょうか。

緊急時に複雑化させる人はまずい。
しかしそれらに向かい合う人達を
『思考停止』に近い状態にさせたのはマスコミの過去の悪行、そしてそれらに載せられてきた人達がお気楽にネットを利用し始めた。


例えば「常識」と言いますがこんなの決めつけです。
マナー講師の言う常識なんて価値がありません。
ところがそれらを非常識なやり方や抜け穴利用して幸運にもお金や知名度を手にした非常識な人の
「常識にとらわれるな」
で突然、規範を破るやつがかっこいい!と言い出しつつ
失敗した部下に
「そんなの学校で習ってくるだろ、常識だろ」
といつもと変わらない説教をするのです。

これがネジれていくと結果
『レッテル貼り』が進みます。
そしてそのレッテル貼りによって
『差別解消をうたい文句』にしてマイノリティがマジョリティを差別し始める。

そのアシストを受ければ
「やたら意識の高い若者」や「男性差別を許す女性優遇家」が
「男が見た目で女を選ぶのは差別。女が男を見た目で選ぶのはセーフ」って言いだしたり

「風呂の残り湯をそのまま流すと海の温度が上がる」と言い出す人達が勢いを増す。

ただ北朝鮮とかソ連とか旧来の拠り所が使えなくなったので、こっちにシフトしたってだけっていう人もいますがね。

マスコミは衰退はしているけど滅びない。
だが確実に害悪をもたらす運動や集団に人を導いたり、それらの活動を表面的にしか見せなかったりする。

では次の記事ではその『あまり関わらず、差別もしていない一般人に複雑な区別の強要』
をしてしまう人達の正体を心の地形図でとらえていきましょう。

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