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アクマゲーム5話までを見ての感想(原作ネタバレあり)

はじめまして、原作読破済の者です。
5話までを見て感想や少し考察を述べていきます。
原作の内容のネタバレを含みますので、ご注意ください。


まず、原作を少しずつ改変しながらもアクマゲームの内容に関してはほぼ準拠している中で、映影頭踏の変わり具合にはさすがに驚きましたね。開始前の兵藤が悠季を人質にとっている場面はそれこそ原作を彷彿とさせましたが、その後は何も無いグラウンドで1戦目をやったり、普通に潜夜や初や悠季が介入していたり、ギミックも原作とは違っていたりと、原作に忠実な他のアクマゲームとは明らかに違います。
ここまで改変するということは、制作側はよほど照朝・初・悠季の3人組を推していきたいのだろうな、という意図を感じました。キャスト発表がこの順番だったのでその予兆はありましたが。三角関係的な展開になっている中で、この後どうなっていくのか。紫や彩香の参戦はあるのか。
※っていうか宝条院グループが全く出てきてないのは何故?

また原作との違いとして強く感じるのが、悪魔の積極性ですね。
原作ではあくまで()中立の立場だったのが、明らかに人間に興味を示している様子を見せています。特に、ガドが真偽心眼で賭けるものを勝手に変更していたのはやばかったですね。
鍵を99本集めることが大きなテーマになっている点と合わせて、ドラマ版では悪魔がただのゲームマスターにはとどまらないような気がします。そこも楽しみです。

そしてアクマゲームトーナメントが始まりましたが、なにやら隔絶された島でやっているようですね。原作とは違いグングニルがまだ政界を完全に掌握できていないので、公にはできないのでしょうか。それともデスゲームやってる感を出したかったのでしょうか。
参加者には島津がおらず、代わりにカリスマYouTuberの浅井なる者が参戦しています。この改変の意図は中々読めませんね…見たところかなりヘナチョコのようですし、重要な役割があるのでしょうか。
そして次回では潜夜vs悠季が見られそうですね。ブラックゆっきーを楽しみにしている原作勢は多いと思いますし自分もそうなのですが…悠季の裏の面が全く描写されていないので無い可能性の方が高いのかな、とは思っています。もし見られるなら、役者さんの演技も含めてとても楽しみです。

そして最後はグングニルについてです。原作と同じく先導者はいるみたいですね。ということは、やはり清司がそうなのかという話になってきます。ところが1話の描写を見て私が思ったのは、「これ清司明らかに100%間違いなく確実に○んでるやん」でした。ということは原作と違った展開もあるのかなと思ったのですが、

声優豪華やなあ

なんと公式のキャストページでは、崩心の下に清司がいるのです。
これを見る限り、やはり先導者=清司は濃厚なのかなあと思っています。
これまでの展開を見ても、ここまでの改変はさすがに無さそうですし。
原作でのトーナメントは「日本における先導者の代理を決める戦い」だったわけですが、ドラマではそうではなさそうなので、グングニルの目的がなんなのか、分かりかねるところではあります。可能性としては、トーナメントの勝者に鍵を集約させてそいつを倒し鍵をかっさらうとかがありますが、それなら孤島に誘拐できている時点で皆殺しにすれば済む話ですし、そもそも自爆ドローンもありましたので、まだまだ謎ですね。

ここからは余談です。
原作は途中で打ち切りが決まり、25巻の予定だったところ、22巻で終わったことが原作者のメーブさんにより明かされています。
その結果、グングニルとの戦いについては、2巻で完結となりました。
打ち切りの事実を知らなかった当時の私にとっては、vs先導者戦はとても手の込んだものに感じられましたし、その後の崩心との展開も、終わり方としては素晴らしいものでした。
ですがこれが大幅に予定変更を余儀なくされた結果なのだとしたら、本来メーブさんが描きたかった展開を見てみたいという気持ちがあります。
それも楽しみにしながら、今後も見ていきたいと思います。


グングニルの発音、グ→ン→グ→ニ↓ル→だと思ってたけどグ↑ン↓グ↑ニ→ル→だった


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