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助けの手を照らす明かりを見つける

全てが明るみに出た時に、人は絶望を味わい、様々な面で助けを求めて溺れそうになっています。誰かが手を差し伸べても暗くては何も見えません。どうしても明かりが必要なのです。その明かりを一体どこで見つけるのか? やれる事をやりつくし、それでも見つからないこともあります。

 大いなる存在は明かりを掲げていますが、目を閉じていると、ほんのり明るく感じる程度で、誰かの助けの手は見えません。大きな目で、視野で物事を見て学びましょう。

 学びは、川の底からきれいな石を拾うようなもので、水が濁っていると石はよく見えません。まずその水に入るか、岸から手をそっと差し入れて、水を濁さないように気を付けながら、石を探します。

 この例えは、川の流れはあなたの心で、手は自分自身。心を濁さないように気を付けて心の底にある素晴らしいものを見つけて下さい。手を入れる、探る、ということも大切です。川が流れているだけ、それをただ見ているだけでは何も起きません。その川を濁すものは様々です。悪いニュース、悪口、悲しい出来事、愚痴、否定的な言動、それらに川を濁されるままにしておくのは好ましくありません。

 本当に大切な人の心の核となっているものを、無理に露出させる必要はないのですが、その核が存在するからこそ世の中は成り立ち、そして動いていきます。

 明かりを見つけて、その下で助けてくれる手を見つけましょう。実はそれは自分の手かもしれないし、次はあなたが手を差し伸べる時かもしれません。

 ありがとうございました。(2023.2.15)

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