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「私には出来ない」というレッテルの有無

自分に貼られたレッテルを剥がせるのは自分自身であり、もし手が届かなければ誰かに手伝ってもらいましょう。また、背中やお尻など、自分で目視できない所は誰かに「見て下さい」とお願いします。私達は自分の身体の表面を見るのは簡単ですが、後ろ側は鏡を使ったり、誰かに撮影してもらったりしなければ、見ることができません。

 自分が抱えている問題もそれに似ていて、自ら把握しているものと、気付いていないもの、そして、間違い無く問題なのに、そうは思っていないものがあります。トリアージという言葉がありますが、悩みや人生における問題も同様で、自分で「何か」を見つけながらも、他人にそれを見てもらう必要があります。特に複数あるなら、どれから手をつけて改善するのか、できるのか、アドバイスをもらったり、実際に手助けしてもらったりします。

 家の中を片付ける。特に引っ越しなどで、不要品と新居に持って行く物を分けるでしょう。人生もそれと同じで、悩む必要性の有無から始まり、期限を決めて取りかかったり、誰かに任せたり。本当に人生には持ち時間がありますし、特定の年齢にしか楽しめないこともあります。何かを後回しにしたせいでいつの間にかそれができない年齢になっているかもしれません。

 Aさんに相談しても解決できそうもなければ、それはあなたが悩む必要がなかったり、Aさん以外の人が解決策を知っていたり。何日も何ヶ月も同じ悩みが続くなら、今までと違った手段をとってみたり、もうそれはやめてしまう等、何か変化が必要です。

「私にはできない!」というレッテル、いいえ、タトゥーのようなものが、実は誰からも見えない場所に、油性のマジックで書かれているかもしれません。まずはその有無について少し考えてみましょう。

 ありがとうございました。(2023.3.6)

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