【登山初心者】神奈川県大山に行ってみた
デスクワークで衰えた体を鍛えに山に行こう!
ということで、都心から約1時間で行ける神奈川県の大山へ行ってきました。
登山初心者の私が、「こんなはずでは…」と感じた、公式サイトだけでは分からなかった事や、実際に登って気づいた反省点をお伝えします。
大山とは?
神奈川県伊勢原市にある標高1,252mの山で、地元の人たちからは雨の多い山で知られています。
そのため昔は「あめふり山」と呼ばれていたらしく、水の神を祀る山として雨乞いの儀式や五穀豊穣の祈願がされていました。
と、通りすがりのお姉様方が話されていました(盗み聞き
私が行ったのは10月初旬で紅葉には少し早かったですが、運良く雨は降らず空気も澄んでて登山しやすい天候でした。
大山へのアクセス方法と駐車場情報
都心から電車で行けますが、今回私は車で行きました。
電車で行く方は、こちらをどうぞ。
大山に1番近い駐車場は、こま参道手前のakippaですが、かなり細道なので運転に自信あるプロ専用です。
プロでない方は、伊勢原市営 大山第二駐車場へ。
ただし第二駐車場は朝8時半ですでに満車でした(みんな何時に来てるの?
私は、NTTル・パルク伊勢原大山第1駐車場に停めました。
料金は¥1,000/日でかなり良心的。
登山コースの初心者向け…とは?
公式サイトに初心者コースの紹介があったので、今回はこのような登山コースで登る事にしました。
所要時間は、休憩1時間含めて約4時間半のコースです。
都心から行く人は、このコースなら全然日帰りで行けます。
他にもおすすめ登山ルート紹介してたので、気になる方はチェックしてみて下さい。
こま参道〜大山ケーブル
こま参道を通り大山ケーブルカー乗り場まで約15分歩きます。
ノスタルジーを感じるお店が並んでて見てるだけでとても楽しかったです。
山頂で食べるためにコンビニおにぎりを持参しましたが、お弁当や揚げ物など売ってたのでここで買っても良かったかも。
大山ケーブル〜阿夫利神社下社(ケーブルカー情報)
大山ケーブルカーは9時から始まります。
8:40頃乗り場に着いたのですが、すでに長蛇の列でした(ホントみんな何時入り?
なんとかギリギリ1巡目に乗れました。
運賃は、終点の阿夫利神社まで往復¥1,270で、クレカや交通系電子マネー使えました。
実は昨年このケーブルカー乗ったことあるのですが…値上げしてました。
また運賃変わりそうなので、公式サイトのリンク貼っておきますね。
https://www.ooyama-cable.co.jp/timetable/
阿夫利神社下社〜大山山頂
公式サイトの初心者コースの紹介を見ると、ハイキング並の緩やかな雰囲気なのですが、登りの9割ほぼこんな感じの岩山でした(初心者とは…?
かなり登りがいのあるコースが想定外すぎて笑いが止まりませんでした。
登山ストック必要なレベルなので、公式サイトの紹介信じてハイキング気分で行くのは危険かも。
途中「ぼたん岩」や「天狗の鼻突き岩」などゆっくり見ながら、岩山を登りました。
1時間ほどかけて中腹に到着。
ベンチがあるので、そこで少し休憩しました。
ベンチに座りながら行動食でエネルギー補給。
写真撮り忘れましたが、携帯した行動食はこちらです。
その後は一気に頂上まで登りました。
アドレナリンが出てたせいか、40分ぐらいであっという間に頂上に到着しました。
大山山頂
急に阿夫利神社本社が現れるので、最初頂上着いたことに気づきませんでした。
「あめふり山」というだけあって、快晴とは行きませんでしたが、頂上からの景色を見て達成感を感じました。
登ってる最中は暑かったですが、動かないと頂上は寒くて、すぐに上着羽織りました。
事前に調べてた通り、汗冷えするので速乾性の服着てて良かったです。
お腹空いたので早速お昼ご飯。
持参したおにぎりはあっという間に食べてしまいました。
周りにいた方達は、シングルバーナーとカップラーメン持参でした(美味しそう
頂上には売店があり、豚汁や飲み物などがありました。
おにぎりだけじゃ足りないのと、温かい物が食べたくて、山菜そばを頼みパートナーと半分こしました(一杯のかけそば
あったかいスープと塩分が疲れた体に沁みます。
さて折り返しも楽しむぞ。
大山山頂〜阿夫利神社下社
上りと違い、下りは岩が少なくて、ところどころ整備されてました。
上りは山の景色を楽しむのに対し、下りは山からの景色を楽しむ感じでした。
膝に負荷がかかるので、ゆっくり降りてたら野生の鹿を発見。
近くにいても全然警戒してなかったので、きっとみんな遠くから見守ってた証拠かなと思いました。
鹿に癒されつつ下山再開。
岩が少ないと言っても滑落ゾーンなどあるので、ここは自分のペース貫きます。
後ろ詰まってしまいますが、脇に避ければみんな追い越していくので慌てずマイペース。
そして見晴台に到着。
名前の通り、ひらけた場所で頂上と比べ雲もなく素敵な景色が広がっています。
パソコンやスマホで酷使した目に緑が優しい。
椅子やベンチがたくさんあるので、景色見ながら休憩します。
残りラストスパート。
下山していくと、段々水が流れる音が聞こえてきて二重滝に到着。
今回の周り方だと二重滝まで4時間ほどかかりますが、反対周りで行くと15分ぐらいで着きます。
二重滝を過ぎたら、終点の阿夫利神社に到着!
阿夫利神社下社〜大山ケーブル
疲れてたのでケーブルカーにはすぐ乗らず、阿夫利神社下社の横にある「茶寮 石尊」でお茶しました。
石尊行ったら絶対にテラス席がおすすめ。
大山頂上よりも石尊からの景色の方が良かったです(登山には登山の良さがあるよね
大山ケーブル〜こま参道
帰りのケーブルカーもギュウギュウでしたが、窓側だったので終始景色楽しんでました。
ケーブルカーは、終電が平日16時半、土休日17時なので注意が必要です。
これ逃したら山道徒歩でくだることになります。
登山ガチ勢以外は、ケーブルカーの終電に間に合うように帰るのがおすすめです。
帰りのこま参道はお昼過ぎだったこともあり、朝より空いてるお店が多かったです。
こま参道は大山こまが由来で、お土産屋さんにはこまが売られていました。
調べたら、こまがよく回る=金回りがよい、ことから家内安全や商売繁盛の縁起物とされているらしいです。
必要な登山装備と服装のチェックリスト
登山初心者が思う、10月に大山登山するのに最低限必要なものをまとめました。
もちろんプロではないので、参考として見ていただければと思います。
持ち物
防寒着
雨具
汗拭きタオル
登山ストックor手袋
(岩山なのでストックなければ岩肌掴んでも怪我しないように手袋用意)行動食
水
ゴミ袋
登山地図アプリ
(山は電波通じにくいので事前にDL)ライト
救急セット
服装
帽子
サングラス
速乾性の下着&長袖トップス&パンツ
(汗冷えするので速乾性重視)厚手の靴下
防水性のあるトレッキングシューズ
リュックサック
水以外は、なるべく軽量のものにするのがおすすめです。
あと、今回1番の反省点だったのが足元の装備。
家に帰って気づいたのですが、足の爪のところが内出血してました。
どうやら上り下りするたびに、つま先が硬い靴の内側に何度もぶつかっていたのが原因だったようです。
そのため、靴下はクッション性を持たせるために厚手にし、靴は靴紐をしっかり閉めてかかとが浮かないものを選ぶのがおすすめです。
また靴紐は、登山してる時に少しでも緩んだら締め直すのがいいみたいです。
最後に
大山登山の紹介は以上です。
公式サイト見てハイキングと思ったら、予想外の岩場で初心者にはなかなかハードでした。
けど、10月は虫少なくて空気も澄んでて清々しい気分で登山楽しめました。
足元の装備は反省点があったので、次回の登山に向けて靴は新調しようと思います。
登山しなくてもカフェからの景色も良かったので、自然に癒されたい方はぜひ行ってみてください。
動画も作成したので、よかったらご覧下さい。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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