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後天的イジられキャラになって良かった話 #81

こんにちは。忘年会シーズンですね。
先日、私は数年振りに会社の自部署の忘年会があり、出席してきました。
出席者は15人程度だったのですが、このくらいの人数の会社の飲み会は久々でした。
コロナが明けて、久々の忘年会という方も多いのではないでしょうか。

飲み会の席で、ある人から私が言われた「イジられキャラ」をネタにnote書きました。

あなたは「イジられキャラ」と聞いて、どのような印象を持ちますか?
昔の私はイジられキャラでは全然なかったのですが、後天的にイジられキャラに変わって、それも案外悪くない。という話です。


昔はイジられキャラではなかった私


飲み会の席だったからということもあるかもしれませんが、同じ席になったある人(年齢も役職も私より上の方)から

「イジっても大丈夫そうなキャラだよね?」

と私が言われ、同じ席にいた他の人からも「マネージャーから、よく冗談言われてますよね。」のように、これに同調することを言われました。
私は「そうですね(笑)」と返して「へぇー、他の人から私ってそう見えてるんだ。おもしろいな。」とその場では思った程度でしたし。
自分でも最近は会社で、よくイジられていることを自覚しています(笑)

ただ、改めて「私がイジられキャラ」であることを思い返すと、昔の私はイジられキャラでは全然なかったです。
というか、イジられると不機嫌になったり、怒るタイプで、周囲の人も私のことをそのように認識していたと思うので、私のことをイジってくる人はあまりいなかったです。

そんな私がいつからか、会社の目上の方からも「コイツはイジっても大丈夫なヤツ」と認識されるようになっています。

私が後天的イジられキャラになった理由


なぜ私がイジられキャラになっていったのか?
実は、私は意識してイジられキャラにキャラ変しました。

正確には、イジられキャラを狙ったわけではなかったのですがw
あることを意識したら、結果としてイジられキャラになったという感じですw

前提として、私はポンコツなので仕事が全然できないです。
しかも、昔の私はイジられると怒るから冗談も通じない。という。

要するに、昔の私は、
仕事できないクセに、プライドが高くて、頭の固い面倒なヤツ。
だったと思います。

当時の私がこのようなスタンスを取っていたのは、馬鹿にされたくない、舐められちゃいけない。という気持ちがあったからかなと今は思います。

でも、こんな仕事できないクセに、プライドが高くて、頭の固い面倒なヤツ。って、めっちゃイタイ奴ですよね(笑)自分で言うのもあれですがw

一緒に仕事する人から自分が「つまらないヤツ」「扱いづらいヤツ」と思われていることに自分でもどこかのタイミングで気づきました。
だから、そうなりたくないという気持ちから意識するように変わった。ということです。

後天的イジられキャラになるために意識したこと


「変なプライドは捨てた方が良い」なんてことをよく耳にするかもしれません。
ですが、プライドを捨てることは、そう簡単なことではないと思います。

私がプライドを捨てて、イジられキャラになるために意識したことは、
自分のダメな部分を認めること。そして、ダメな部分を表に出すこと。だと思っています。

ダメな部分とは例えば、自分ができないこと、苦手なこと、他の人よりも劣っていること等。
今の自分ではこの部分は力不足だということを自分で認識する。そして、それを他の人からも分かるように表に出してしまう。

これもハードルが高いことなのかもしれないです。
以前の私も、こんなこともできない自分なんてダメだ、だから、どうにか頑張って優秀な人を演じなきゃ。
という考えに囚われていたと思います。今も思うことはありますが。

ですが、できないことに時間をかけたり、悩んだりすることが私は自分で自分にものすごく大きな負荷をかけていて、それに自分が耐えきれなくなったことと、隠しきれなくなったために、
もうこの部分は自分はダメだと認めよう、だから、表に出してしまえ。と思うようになりました。

その結果として、私はイジられキャラになっていったのかなと思っていて、
このおかげで以前よりもものすごくラクに仕事に向き合えるようになったと思っています。

残念ながら、結果として失ったものもありましたが。。
(出世とかw)

イジられキャラになって良かったこと


ここまでそもそもなんでイジられキャラの話してるんだっけ?という状態になってしまっていましたが(笑)

今、私は後天的にイジられキャラになって良かったと思っています。
ただし、私は決してイジられたい訳ではないですし、下品なイジりは好きではないです。。

イジられキャラになって良かったことは2つあります。

1つ目は、イジられキャラとずっと書いてきましたが、
良かったと思うのは、イジっても良いくらい人当たりが良いヤツ、話しかけやすい人、人間味があるみたいなことです。

自分で書くのも難ですが、今年社内で実施した360度フィードバックの結果にも「話しかけやすい人、相談に乗ってもらいやすい人」という部分が表れていました。

飲み会で周囲からも言われましたが、今の私のことをイジったら怒る人とか、恐くて話しかけずらい人という印象を持っている人は少ないように感じています。

これは一般的にも悪いことではないと思うんですよね。
特に私はコミュ障もあって、他人に自分から話かけるのがすごく苦手なので、他人から話しかけてもらいやすい雰囲気を作れているというのは、私にはすごくプラスなことだと思っています。

2つ目は、ダメな部分を認識してもらえているということです。
先ほども書きましたが、イジられキャラになる過程で私は自分がダメなこと、ポンコツであることをオープンにしました。そのため、苦手なことがそもそも回ってこないし、すごく良い結果を期待されていないという面があると思っています。(少し残念な部分かもしれないですが)

ただ、そのおかげで余計な時間を使うことも減ったと思いますし、期待されていない分、ミスや失敗があっても周りに助けてもらいやすいような気がしています。

おまけ 後天獲得可能性について


他の人から教えてもらったことなので、私自身あまり詳しくはないのですが。
スキルの中には、先天的なものと後天的なものがあるそうです。

スキルとは「訓練や学習によって獲得した能力」のことを指します。日本語では技能と呼ばれることもあります。

ポイントとしては、スキルは獲得できるものであるということです。すなわち、遺伝的に決まるような「先天的なもの」ではなく、訓練や学習によって獲得できる「後天的に獲得可能なもの」がスキルなのです。

https://stretch-cloud.lmi.ne.jp/column/0077より引用


https://stretch-cloud.lmi.ne.jp/column/0077より引用

後天的に獲得しやすいスキル(上図の上段側)は、プログラミング等が該当するのではないかと私は理解しています。

この図を参考に今回の「イジられキャラ」や「プライドを捨てる」という内容を当てはめてみると、下段側の後天的に獲得しづらいスタンス等に該当するのかなと思いました。

後天的に獲得しづらいスキルであっても、獲得できないものではない。
だから、やっぱり行動していくこと、考えをアップデートしていくことで、自分を成長させていくことはできるものだと再認識することができました。

最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。

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