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髪を切ってもらったら、仕事のリードタイムが大事だと思った話 #111

自分が取りかかっている仕事を終わらせるまでに,どのくらい時間がかかるのか。
この時間を「リードタイム」と呼んだりするかもしれません。

このリードタイムを自分自身で把握することや、依頼相手や一緒に働いている人に分かるようにすること。
このようなことがビジネスパーソンとしてやっぱり大事なことだと,散髪をきっかけに改めて思ったので、noteに書きたいと思います。


リードタイムがきちんと把握できていれば、
いつ完了できるか、進捗がどの程度なのかを把握することができるようになります。
なので、次の仕事を受け取っても、いつから着手できるのか、場合によっては、断る理由として伝えることもできると思います。

一緒に仕事をしている人や依頼した人の立場からすると、お願いした仕事の返事がいつ来るか分かりますし、自分にとっても、いつ余裕が出るのかを把握できますよね。

このリードタイムが大事なのは、言うまでもないことだと思います。

大事だと思ったきっかけは散髪


仕事のリードタイムを把握することが大事だと思ったきっかけは「散髪」でした。

いつも私が利用している理髪店は、並んで順番が来るまで待つという方式の店舗です。

店舗の入口におよその待ち時間が表示されているのですが、一番長い時間の表示が「30分以上」しかなく、30分以上待つ場合には、どれだけ待たされるのか分かりません。

先日は「30分以上」の表示が出ていたため、別の理髪店へ行ったことがありました。
そこは予約制だったので、お店の人から「今○人待ちなので、2時間後の○時なら予約できます。」と言われて、当日予約をさせてもらいました。

この会話からもリードタイムを把握することが大事だと思ったんですよね。
リードタイムが正確に把握できていないと、お客さんをどれだけ待たせることになるのか分からない。

理容師さんが3人いて、それぞれが1人カットするのに、○分かかるから、○時からなら対応できる。
そのような計算をされたのか、予約枠が決まっていたのかは分かりませんが。

散髪に限らず、飲食店やテーマパークでも似たようなシーンありますよね。

お店の場合、売り上げの見込みを立てるためにも把握することが大事だと思うのですが、飲食店に限らず、当然ながら、普通のビジネスパーソンにも当てはまることだと思いました。


さらに、この理髪店では、カットを始めたときにタイマーをスタートさせるというスタイル。

つまり、目標リードタイムが決まっているということですよね。
カットしてもらうお客さんからも、あとどれくらいの時間で終わるかが分かるので良いなと思いました。

ちなみに、私の散髪を担当してくれていた方は、途中で電話対応や会計もやっていました。

他のことで作業が中断されてしまうことも仕事ではあるあるですよね。
電話が来たり、話しかけられたり、突発の依頼やトラブル対応が入ったり。。

ここからは私の推測ですが、
そのような中断が入っても、目標のリードタイム内でカットを終えられるように、今ここまでのステップが終わっていて、あとどのくらいのステップが残っているみたいなことを考えながら作業されているのではないかと思いました。
例えば、あとはドライヤーかけて、仕上げればOKとか。

だから、リードタイムに対して、これくらい遅れているとか、まだあわてるような時間じゃないとか、そんなことをタイマーを見て、考えながら私のカットしていたのではないかと思ったりしました。

このように作業完了までどの程度進捗しているのかを把握することも大事ですよね。

そのためには、完了するまでの様々な作業やステップの段取りが予め立てられていなければ、進捗を把握することができないと思います。

ちなみに、タイマーがゼロになるまでに完了しなかったですが、最後まできちんと対応してもらえました。

仮に時間を決めて作業に取りかかったとして、その時間に縛られすぎて、時間が足りないからと雑になってしまっては、本末転倒ですよね。

散髪だったら時間になったからと言って、途中で終わりとか、残りはバリカンで。みたいになったら困りますからねw

なので、リードタイムは、短いに越したことはないかもしれませんが、無理に短ければ良いというものでもないと思いました。

仮に長く時間がかかってしまうと分かっているなら、それだけかかる仕事だからと断る理由にもなりますね。

最近の私は…


ここ最近の私は、次から次へと仕事が降ってきて、常に〆切に追われていて、1週間が経つのが早すぎる。なのに、全然仕事が終わっていない。
さらに、いつになったらこの状況から抜けられるかが分からない。

そんな状況が続いていて疲弊状態。そのせいでパフォーマンスが下がっている。そんな悪循環。。

この理由の1つが、仕事のリードタイムが把握できていないためと思ったので反省です。

私の立場が変わって仕事の内容が変わったことがあり、それぞれのタスクにどのくらいの時間がかかるのか読めなくなってしまっていたためだと思います。

自分のリードタイム見積もりの精度を上げるために、まずは、時間を測って把握するところからですね!


たかが散髪ですが、たくさんの気づきがありました。
いつもと違う店舗に行ったからこその発見だったのかもしれません。

どうでもいい余談ですが、私がこのnoteを書き上げるまでのリードタイムは未だに見積もれておりません(笑)

今回も最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。

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