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プロンプト力が大事だと気づいた話 #68

こんにちは。
仕事で突発業務や無茶ぶりキラーパスを受けること、どうしたってありますよね。

一方で、あなたは人に仕事を依頼するのは得意ですか?

私はこれが苦手なんです。
自分でできることは、自分でやればいいやと、やってしまうんですよね。

そのせいで、自分の仕事がいつまでも終わらない。。

「仕事をお願いされること」と「仕事をお願いすること」
この辺りの話と、最近話題のChatGPTへのプロンプトに繋がりがあるんじゃないかと思ったことがあったので、言語化したいと思います。


都合の良いヤツ


最近マネージャからのキラーパスが多い気がしてまして。
しかも、依頼の内容がかなり雑。悪く言えば、ほぼ丸投げ。。

例えば

この前のヤツ、もう少し調べて、まとめられる?
うまくいくか分からないけど。

マネージャからしたら「もっと詳細を知りたい」という意図なのだろう。

そして、うまくできるか?どうやればできるか?そこは、あなたに任せた!
だって、どうやればできるかを考えたり、調べるのもあなたの仕事でしょ?という言い分なのだろう。

仕事の依頼なんてそんなもんでしょ?と言われれば、そうかもしれない。

しかし、このような依頼では、依頼された相手(今回で言えばポンコツな私)の力量次第で、出てくるアウトプットにバラツキが出てしまう気がしてならない。
(困るのは依頼したマネージャだけどねw)

キラーパスでなくても、誰にお願いするかでアウトプットの質が変わるのは、仕方ないこと。
だから、仕事ができる人のところへ自然と仕事が集まるもの。

ただ、私が気になったのは「仕事ができる」という要素の中に、
仕事の指示が雑でも、良い感じにアウトプットしてくれる都合の良い人。
という要素も含まれているのではないか?ということ。
(今更、言うことでもない?)

忙しい人にとって、1から10まで事細かに指示しなければならないのは、時間や労力がかかる。
だから、指示が雑でも良い感じにアウトプットしてくれる都合の良い人が重宝される。というのは理解できる。

キラーパスを断る理由と断らない理由

少し話が反れるが。
じゃあ、そんなキラーパス断れば?と思うかもしれないが、私は断ることができない。

断ることができない理由は、

  • 査定にマイナスでは?と気にしてしまうから。

  • マネージャにいつもお世話になっているから。

  • 人に頼られることは悪い気分はしないから。 など。

キラーパスをクリアできてもできなくても、自分の査定へ影響することはほぼないだろうと頭では分かっている。

では、クリアできて得られるの何かというと「コイツは雑な指示でも良い感じにアウトプットしてくれる都合の良いヤツ」というタグだ(笑)

このタグが悪いことのような書き方になってしまっているかもしれないが、必ずしも悪いことではないと私は思っている。

それが私がキラーパスを断らない理由だ。
(書きながら気づいた!!w)

なぜなら、定常業務では、得られない経験やコネクションができたりするし、チャンスが混ざっている確率も高いと実感しているからだ。

キラーパスが飛んできた瞬間は、
自分のタスクすら溢れているのに、やめてくれー。
と思うのが正直なところ(笑)

だけど、「苦労は買ってでもしろ」という言葉もあるように。
そのキラーパスを受けることで、クリアできるかどうかに関わらず、成長できる確率は高いと私は思っている。

そうしていると、気づいたらキラーパスだらけになっているかもですが(笑)

プロンプト力を鍛えた方が良い理由


都合の良い便利なヤツと言えば、最近ではChatGPTですよね!

ChatGPTのすごさは、曖昧なプロンプト指示でも良い感じの回答を文句も言わずに即出してくれること。だから、便利で重宝されるのだろう。

だが、ChatGPTは便利だが万能ではない。平気でウソをつくこともある。
良い回答を引き出すためには、プロンプト力良い指示を出すことが必須だ。

ChatGPTに代表されるAIに効果的なプロンプトのポイントを調べてみると、以下のように書かれていた。

・具体的で明確な指示を与える。
・文章の形式や情報の範囲を指定する。
・必要であれば、背景情報を提供する。
・分かりやすく簡潔な言葉を使う。
・複数の質問を一度に投げかけず、一つずつ処理させる。

https://book.st-hakky.com/docs/what-is-prompt-engineering/
より抜粋

あなたは、これらの項目を見てどのように感じますか?
どの項目もChatGPTにお願いするときに限ったことではないんですよね!

「ChatGPTに良いアウトプットを出してもらうには?」のような記事を目にして、これってChatGPTやAIに限ったことじゃないじゃん!と気づいたんですよね。

誰かに仕事をお願いするときでも、指示が悪いと、相手の力量次第で良いアウトプットが得られず、余計な時間ややり直しが発生してしまうことはあるある。

そのバラツキと言ったら語弊がありますが、誰にお願いしても、良いアウトプットを安定して出してもらうためには、当然良い指示プロンプトを出すことが必須になる。
(今更言うことではないかもしれませんが。)

私は人に仕事をお願いすることに苦手意識を持っていて。

その理由をよくよく考えてみると、良いプロンプト指示を出せる自信がない。または、それをめんどくさがっているからだ。ということにも、気づくことができた。

よくよく考えれば、至極当然なことかもしれませんが、プロンプト力良い指示を出す能力は、AIを使う時に限らず、多くの人と仕事をしていくために、とても重要なスキルになると痛感しました。
なので、これを機に鍛えたいと思います。

今回も最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。

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