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FREE, FLAT, FUNを読んで

こんにちは。
「1分で話せ」の著者として有名な伊藤羊一さんの「FREE, FLAT, FUN これからの僕たちに必要なマインド」という本をGWに読んだので、ご紹介したいと思います。

「FREE FLAT FUN」とはどのような価値観なのか、そんな状態になるためにはどうすれば良いのか、阻んでいるものは一体何なのか?という点について、本から得られた学びをnoteに書きました。

この本は、以前から読みたいと思っていたんですよね。

理由は単純に「FREE FLAT FUN」という響きがすごくステキだなと思ったから(笑)

だって、「私はいつもFREEで、FLATで、FUNです!」なんて言える人なかなかいなくないですか?(笑)
少なくとも私が日頃「FREE FLAT FUN」な状態だと実感することはないですから。

FREE FLAT FUNな状態とは


そもそも「FREE FLAT FUN」とはどのような状態なのか?

本書から引用すると「FREE FLAT FUN」とは、

これまでの常識から解放される(FREEになる)と、一人ひとりが選べるFLATな状態が生まれる

〜中略〜

このように、仕事や生活において様々な局面で選択肢が増え、自分が望むように意思を決められたなら、どんどん「FUN(楽しい状態)」になっていきますね。

一言で言うと、個々の意見や行動が尊重される世の中が「FREE FLAT FUN」なのかなと私は理解しました。

このような状態が実現できるようになったのは、リモートワークなどのテクノロジーの進歩があったからこそ。

一方で、このような価値観で生きることができている人の割合は少なく、豊かになったこの日本でも限られている。と本書では書かれています。

繰り返しになりますが、私自身も「FREE FLAT FUN」だと日常で感じることはないです。

FREE FLAT FUNになれない理由


本書で書かれていた「FREE FLAT FUN」になることができない理由は、

他人の人生を生きてしまっているから。
自分の意志で自分の行動を決めることができていないから。

やはり私たちにとって大切なのは、自分の人生を生きること。
そのためには、今の自分が大切にしている「想い」を知るとともに、自分が目指すゴールを見据えること。だそうです。

FREE FLAT FUNに生きるためには


本書では「FREE, FLAT, FUN」がそれぞれ以下のように対応していると書かれています。

◆FREE 常識から開放され、ひとりの人間として自由に生きる。
  それは、「自分を導く(Lead the self)」生き方。
◆FLAT 一人ひとりが、異なる意思を持つリスペクトされるべき存在である。
  それは、「他者を導く(Lead the people)」生き方。
◆FUN 一人ひとりが意思を決めて生きられれば、楽しく幸せな社会になる。
  それは、「社会を導く(Lead the society)」生き方。

「FREE FLAT FUN」全ての原点となっているのが、Lead the self自分自身を導く

「Lead the society(社会を導く)」というと、なにか壮大なことのように思えますが、別にイーロン・マスクのような、宇宙を目指したり電気自動車をつくったりする人だけが世界を変えるのではありません。まずは、「自分で自分を導く(Lead the self)」のがすべての出発点。

自分自身を導いていくためには、意志や想いを持っていなければ、FREEでFLATな恩恵を受けることができなくて、FUNになることができないと私は受け取りました。

全ての原点となっているLead the self。それが何かというと。

先にも述べましたが、「自分を自分を導く」とは、自分に対してリーダーシップを発揮することです。

FREEになるためには、自分の人生を生きること。

人は一人ひとり違う。みんなすごいし、みんなすごくない。
人は一人ひとりちがって、みな、FLATであるということ。

人はみなFLATであるがゆえに、自分をよりFREEにして生きることができる。それは、誰にとってもFUNな人生であるはずです。

最後に


自分の意見ですら表に出すことを遠慮してしまい勝ちなのに、ましてや自分の「想い」なんてと思ってしまう。

だから、他人に合わせてしまったり、他人から必要とされたいと思ってしまう。
結果として、他人の価値観で生きてしまうことになる。

そのような状態はLead the selfではないから。辛い。

これが辛いとか、生きづらいと感じるメカニズムだったのかもしれないと、ぼんやり気づくことができたような気がします。

自分の想いを捨てなければならない場面もたくさんあるかもしれないけど、そんなしがらみからFREEになってみる。

自分も他人もそれぞれ得意なところやすごいことがある。
だから、FLATである。

自分の「想い」を大切にすることで、Lead the selfになるし、そういう「想い」を持っている人がLead the people、Lead the societyとなって、FUNな社会が生まれるんだろうなと感じました。

自分の「想い」に正直に、自分の人生を生きる。
いきなりは難しいかもしれないけど、自分にウソをついたり、自分を押し殺したりせずに「FREE FLAT FUN」を体感できる人生を送れるようになりたい。
そう思わせてくれる本でした。

今回も最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

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