商品同梱するサンクスレターは15円で手書き依頼するのが良い
今までやってこなかったサンクスレターについての考察と実践についてまとめました。
実際にレビューの付与についてどの程度効果があるかはこれから検証することになりますので現時点で私が良いと思ったサンクスレターの書き方とその方法についてお伝えします。
サンクスレターを付ける目的
アマゾンOEMでは購入頂いた顧客の情報がほとんど取れないので同梱物で購入者に行動を促すことができる施策というのは非常に重要と感じています。
特にレビューレートが売上に直結するというのは実感としてあるのでこの部分を改善するにあたりサンクスレターも影響すると思います。
同梱物でサンクスレターがもたらす主な効果は
① 購入者への印象アップによる良いレビュー誘導
② 悪いレビューを書かれないための案内
③顧客情報を得るために別ページ(QRでLINE@等)への誘導
等があるかと思います。
また経費の観点で見ると
・用具費用(紙、ペン、スタンプ等)
・印刷(手書き)費用
・同梱費用
・送料
等があり、商品価格と利益額のバランスを見てどのような施策を取るか考えた方が良さそうです。
実際に私が考えて実施したことは以下の通りです。
全体的なイメージを把握
アマゾンOEMにおいて商品レビューの重要性は言うまでも無いと思いますが、サンクスレターを上手に活用することで顧客満足度を高めて良いレビューを獲得し、悪いレビューを回避する率が上がると思います。
その目的を達成するための同梱物にするため、以下の通り条件設定しました。
・総コスト20円以内であること
→これは自社取り扱い商品がそこまで高額ではない(平均2000円程度)ので1%をサンクスレターの費用として設定しました。
・文章は手書きにすること
→ここは印刷か手書きか迷いましたが、手書きにすることで満足度が高まりレビューやSNSでの拡散等2次効果も出ると感じたため手書きにしました。
・全ての商品に対応できる内容にすること
→販売している他の商品にも使えるような文言とサイズを選びました。
【書く内容は端的に】
手書きに決めたので、内容は端的にまとめて書くようにしました。
ポイントとしては
・商品購入の御礼
・商品へのこだわりと情熱
・商品の反応がスタッフの励みになります。ということ
・悪いレビューは直接送ってほしい。ということ
等をまとめて書きました。
【文字数は約200文字】
実際に自分で草案を書いてみて、その後知人に内容チェックをしてもらい文章をブラッシュアップしました。
結果文字数は200文字程度に収めました。
今回は手書きということで文字数が増えるとコストも増えるので必要最小限の文字数にしました。
【使用する紙は1688で1円以下】
私の場合全て中国で完結させたいので1688で発注するのですが、【定制 卡片】等で検索するとたくさん工場が出てきます。
この中で良さそうな工場に連絡をして発注を行いました。
※この部分は代行業者経由でも対応してくれるところがあれば依頼しても良いと思います。
こういう感じの10×14㎝の両面印刷の300g厚紙カードであれば
単価1円(5000枚ロット)
程度で発注できました。
サイズは他の商品にも使えるように他の商品の梱包サイズから最適なものを選びました。
デザインはCANVAで作ってPDFでメーカーに送ればOKです。
手書き部分以外のデザインポイントは
・イラスト等を使って演出
・QRコード入れる
・手書き必要のない文字(会社情報、住所、アドレス等)は印刷
等です。
【筆記用具は何を使うべきか?】
紙と書く内容が決まったら実際に手書きのサンクスレターを書いていきましょう。
筆記用具は筆圧が紙に移りやすいボールペン(油性)が良いと思います。
手書き風の印刷ではなく、本当の手書きであることを購入者に瞬時に感じてもらえるようにしたいからです。
手書きで書いた後にカラーマーカー等で強調したい部分に色を付けるとより手書き感が強くなります。
【手書き代行はクラウドサイトで探す】
手書きのメッセージは自分で書いても良いですが、数が多い場合は手書き代行を依頼するのが良いと思います。
【ランサーズ】【クラウドワークス】【シュフティ】等のクラウドソーシングサイトで募集をかければ見つかるでしょう。
私の場合は豆瓣という中国系の掲示板で募集をかけたところ
1日で30人以上の応募がありました。
※想像していたよりも皆さん綺麗な日本語の文字で驚きました。
その中で実際に書いてもらった文字を写真で送ってもらいイメージに近い人に依頼しました。
予算は200文字程度で10円/枚(紙、筆記用具は支給)という条件で依頼しました。
【同梱作業は代行業者か自分で】
完成したら製品に同梱をして完了です。中国から直接FBAに送っている場合は中国内で完結できるように代行業者やOEMメーカーに依頼して同梱してもらうのが良いでしょう。
日本で作業をしている場合は日本で同梱すればOKです。
【まとめ】
上記の流れで手書きサンクスカードを作ることができました。
紙代1円、手書き代行費用10円、その他作業等4円程度
合計約15円程度がかかりました。
サンクスカードについてはもっとこだわることはできると思いますので今後改善を進めていきたいと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?