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配当金でセミリタイアするなら


配当金などの不労所得によるアーリーリタイアを目標にされる方が多いと思いますが、その目標の後のことについてのお話です。

意外と考えられてない方が多いのですが、会社を辞めてしまうと会社自身が社会保険料の半分を今まで払っていた分の全てをご自身で負担することになります。

そのため、予想外の出費に耐えられず社会保険料付きの楽な仕事を探して結局就職してしまう方が多いです。


対策として


まず法人設立を検討してみてください。法人を作ると、今まで個人で払っていた所得税より5%低い法人税が適用されます。

また、それすらも0にするならば、1億5千万円分の株を保有して4%で回して年間600万円配当。受取配当金の益金不参入で所得は480万円。役員報酬で自分に240万、嫁に120万円出せば所得は120万円。

法人で社会保険に加入して年間36万円の負担、残り84万円は適当に経費使えば法人の所得は0になります。

そして15%源泉徴収されていた90万円は全額戻ってきて、税金は均等割の7万円のみに(法人の規模や働く人数で変わりますが大体7万です)

さらに、家賃負担がある人は法人契約にすればかなり部分を経費に出来ます。また個人で国民年金に加入すると月額16,000円×2人分=32,000円。

さらに健康保険も払わなくていけないので、法人で社会保険に加入して配偶者を扶養にするのはかなり有利です。