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突然ですが、あなたのお金は働いてますか?


世界でも突出した少子高齢化社会の日本で、将来の社会保障資金を確保することは重要かつ困難なテーマになってかている現在…

また、最近のニュースにより年金制度の将来性には不安感も生まれ、自己の資産をどう管理・運用していくかについて考える事は大事な資産を防衛する手段となりました


戦時中から、日本では金融資産を銀行に預金していくのが当たり前になり、いざ運用しよう!といっても何をどうしていいか分からないという人がほとんどになります


また、バブル崩壊を経験した世代には投資そのものへの恐怖感も根強いでしょう


「どの銘柄がいいのか、判断の仕方がわからない」
「適切な買い時、売り時がわからない」
「マーケットの上下に振り回されてしまう」
というような悩みは尽きません


他方で、ウォーレン・バフェットやジョージ・ソロス、ジム・ロジャーズなど「一流の投資家」たちが、長期的・継続的に投資で成功しているのはなぜなのでしょうか?
…その疑問を解くカギは、「マーケットの知識と自分自身の心理を適切にコントロールするスキル」の有無だと言われてます


まず第一に、少しでも経済的な自由を手に入れようと思えば、ある程度の経済の知識のベースが必要です


冒頭にも説明しましたが、今や身近な雇用や年金ですら、国や専門家にまかせていれば安心という時代は終わり、自立と自己責任が求められています

そんな時代に、経済は専門家の領域という考えで遠ざけ、間違った知識を持ったままでいれば、思わぬ損をすることになりかねない


マーケットとは広く言うと消費、投資、貯蓄、労働といった私たちの生活そのもです


マーケットを知る=自分がどういう経済的選択をすれば幸福になれるかを考えることにあたります

ただ、個人の「選択」は、経済の基本知識がなかったり、誰もが陥る心理的な罠にはまってしまったりすると、間違えてしまいがちです


まず、何かを選ぶべきときに、必ず考えておきたいのが「機会費用」です

その行動を選択しなかったら、どれだけの利益が得られたかということが「機会費用」の意味で例えば「大学へ行くことの機会費用」とは、大学へ行かずに四年間働いたらどれくらいの収入を得られるのか、ということです


ちなみに選択の際に絶対に考えてはいけないのが「サンクコスト」です

「サンクコスト」とは、すでに費やしていてもう戻らない費用のことで
映画を観るときを例に挙げると、入場料がサンクコストにあたります

つい、人は入場料を払ったのだから…といって、つまらない映画を観続けてしまうが、既に払ってしまったお金のことは振り返らず、途中で映画館を出てしまったほうが時間を有効に使えるという考え方もできます

あなたなら、「作成に掛かったコストという観点から見れば価値があるつまらない映画」と「入場料をすでに払ってしまった自分が自由に使える時間という価値」のどちらを選びますか?

人生は選択の連続であり、あらゆる局面で私たちは決断を迫られます
一般的に、人々は買い物や取引をする際、価格を見比べて損得を判断しがちです

「こちらのほうが価格が安いからお得だ」とか「あっちのほうが値段が高いから、価値も高いに違いない」というように、価格同士の比較が価値判断の基準となっています


だが、価格だけを見比べても正しい判断はできません
正しく意思決定をするためには、そのモノの持つ本当の価値を明らかにしなければならないからです


1つ例を挙げましょう

2008年のリーマンショック直後、世界中のほぼすべての株価が下落してしまった。
この急落に恐れをなした投資家たちは、次々と手元の株式を売り払った。
そんな中、世界一の投資家ウォーレン・バフェットが率いるバークシャー・ハサウェイ社は、ゴールマン・サックス・グループが発行した優先株式と新株予約権を、無謀にも一手に引き受けた。
その後、ゴールドマン・サックスの株価は回復し、バフェットは優先株の投資では16.4億ドル、新株予約権では13億ドルという巨額の利益を手にした。バフェットにとって、リーマンショック直後のゴールドマン・サックスの株価は本来の価値よりも低いものに映っていた。


だからこそ、世界中でパニック売りが行われる中で、1人だけ「買い」という選択をしました

価格という目に見えるものにどうしても人はとらわれがちになりますが、正しい意思決定は「価格と価格」を比較する視点ではなく、「価格と価値」の両方を見渡す視点からしか生まれません


このように価格と価値を分けて考え、価値の見極め(価値評価)に軸足を移すことが重要になってきます

「日本人はこんなに働いているのに、なぜ経済的な自由を感じられないのだろう?」こんな疑問を抱いたことはないでしょうか?

お金の仕組みを学び、お金を道具として使いこなすという意識をもつだけで、経済的にも精神的にも豊かな人生に近づけますが、日本人は、勤勉に働き、お金を強く求める一方で、無意識に「お金=汚いモノ」という感覚をもっているようです


また、物価の急激な変動や、お金がなくて餓死するような危機も経験せず、お金に困らない生活を享受してきた今の団塊世代などはまさにこの思考型であり、人との信頼がインターネットによって可視化されるような現在の考えに移ることが難しいでしょう

その点では若者は片田舎に住んでる人でも、ネット証券口座を使えば、世界の名だたる企業に簡単に分散投資ができます
現代はネットを上手く使いこなせるかどうかが1つ大きなポイントです

わたしのこの記事を読んでいる時点で貴方は一般人より少しネットを使いこなしているでしょう

自信を持って資産を働かしてみましょう!