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サンチャゴへの道 巡礼1日目 【2023年夏】

こんにちは、ArcangeLogの「サンチャゴへの道」へようこそ。巡礼初日はピレネー越えです。

本日の行程 サン・ジャン・ピエ・ド・ポー →
ロンセスバージェス

前回の投稿はこちらからどうぞ。

本日の天気(予報)     ロンセスバージェス     
最低気温 12℃ /最高気温 30℃

朝は予定より早く起きたので早めに準備をする。初めてのことで準備に時間がかかる。昨日カルフールで買い込んだバゲットと生ハム、チ−ズに宿においてあるア−ルグレイで朝食とする。結局早く起きたものの、出発は予定より少し早いだけ。巡礼事務所で早く出発するよう釘をさされていたので6時前半はセ−フだろう。

パンがボロボロこぼれる。食べにくい

薄暗い中を歩き始める。おそらく20度を切っているだろう。薄手の長袖シャツで少し肌寒いが歩きだすと温まるのでちょうどよくなるはずだ。もうすでに歩いている人もそこそこいる。オリッソンのアルベルゲまで8キロ程度。まずはそこまで頑張って歩く。しばらくはなだらかな道で快調に進んだが、途中から坂がきつくなり、体調が悪くなり歩くのが辛くなった。オリッソンでオレンジジュースとバナナを買い、暫く休憩すると水分とバナナが効いたのか体調も良くなった。エネルギーが足りなくなるハンガーノックだったようだ。日本ではおにぎりとか、エネルギーゼリーとかで気をつけているが、そういうものがないので困る。こちらではバナナが1番のようだ。

出だしは快調
オリッソンのアルベルゲ 比較的新しくきれい
カフェがあり多くの巡礼が休憩する
バナナがエネルギー源

オリッソンを出てからは自分のペースで歩くこと、我慢せずに休憩と水分補給を心がけた。ピレネーは牧草地が多く、羊、牛、馬の放牧がなされていた。

羊の大移動
馬はとても大きい 農耕馬のようだ

今日は1日これらの動物の落とし物を避けながら歩いた。奈良公園で鹿のフンを避けながら歩くのが一日続く感じだ。(その手の写真は撮ってません)

道はかなりの部分が舗装されていて今日のルートも半分以上は舗装道路だったと思う。日本の山に登るイメージと違い、なだらかだけど、延々と続く登路は精神的にきつくなる。

また、気候の違いも大きい。日中の気温に比べ朝夕が冷える。風がきついので体感気温はさらに低くなる。汗も風でかわくので不快感があまりない。

途中、お昼が近づくと都合のよいことに、フードバンがいて、飲み物やバナナなどが売っていた。水が切れかけていたのでコーラとアクエリアス、バナナを頼んだ。手持ちの食料と一緒にお昼ごはんにした。

クレデンシャルにスタンプを押してくれた

昼食後はゆっくり休んでから、出発。ロ−ランの泉の近くで、スペイン国境を越える。その後はレオポルド峠、イバニテ峠を経てロンセスバージェスへ到着。およそ9時間の道のりだった。聞いてはいたけど、荷物の重さがずっしりとこたえた。

到着後はアルベルゲにチェックイン、シャワーと洗濯後に一休み。夕食を皆で食べて就寝。おやすみなさい。

ロ−ランの泉
国境を渡る
眼下にロンセスバージェス
ベッドは上だったので大変


本日歩いた距離   24.1 キロ
本日までの累積   24.1 キロ(のべ1日間)
サンチャゴまで 742.0 キロ

本日の活動記録はこちら(YAMAP)


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