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サンチャゴへの道 巡礼出発地SJPPへ③【2023年夏】

こんにちは、ArcangeLogの「サンチャゴへの道」へようこそ。前回の記事はこちらをどうぞ。

本日の行程 バイヨンヌ → SJPP(サンジャンピエドポー)

昨日寝るのが遅かったけれど 今朝は6時には目が覚めた。 家内からWhatsAppに連絡があったので試しに ビデオ通話をしてみた。 子供も電話に出て話ができた。予約しておいた 朝食を7時過ぎに食べる。 コンチネンタルブレックファストで簡単な朝食だ。

生野菜と卵料理はなく、コールドミートもわずか
パンとヨーグルト類や飲み物は普通にある

頭はまだ痛いし 、ふくらはぎも痛む。出発前に行こうと思っていたバスク 博物館が今日は休みだと判明し 11時のチェックアウトまでは部屋で休むことにする。列車は12時35分発を予約はしてあるので、それまではあまりすることもないのだベッドで横になる。

古いけれど、清潔感のある部屋 窓から駅が見える

11時のチェックアウトまで ゆっくり休んだ ためか 体調も良くなった。 駅の隣のカフェでお茶をして時間を過ごした。SJPPまでの列車は 巡礼でいっぱい。 車両が小さいので 列車に乗れない人はバスで向かう。 幸い 座席も確保しゆっくりSJPPへと向かう。

カプチーノは4ユーロ 
一番上の列車の下にバスの案内も
列車のチケットがあればバスに乗れる

バイヨンヌ駅から1時間 余りでサンジャンピエドポー 駅に到着。 先にホテルにチェックインしてから巡礼事務所に向かう。陽気な年配の女性スタッフから明日の ピレネー越えの説明と巡礼全般の注意を聞く。役に立つ情報満載の資料をもらう。 クレデンシャルに 巡礼 開始地点のスタンプを押してもらい、ホタテの貝殻を入手して巡礼の準備が整う。

「今日初めての日本人」だと言われる。そういえこの2日間日本人に会っていない。アジア系の人で多いのは韓国の人と台湾の人らしい。

サン・ジャン・ピエ・ド・ポ―駅
右上の部屋が今回 泊まった部屋
巡礼事務所 今日はすいていた
言語別に説明を受ける
フランス語・ドイツ語・ スペイン語・英語
可愛らしいデザインのスタンプ

その後は街の散策。名所は要塞跡。軍事拠点の名残だが、高いところにあるので、眺めがよい。街と遠くの山々がきれいだ。明日越える山も見えた。

街はバスク風の町並みと緑が美しく、観光客で賑わう。明日くぐる街の門に向かって歩くと地元の教会があったので中に入り明日からの旅の無事を祈った。すぐそばにはイエズス会師で日本にゆかりの深いカンドウ神父の生家をみつけた。

明日に備えて食料と水を調達。ホテルの隣のバールでバスク風バーガ―の夕食を取る。シャワーと洗濯を済ませた。

要塞からの眺め
観光客で賑わう街
街並みが美しい
旅の安全を祈る 一本2ユ−ロのろうそくを捧げる
司馬遼太郎の『街道をゆく 南蛮のみち I』にも言及がある
イエズス会の宣教師 カンドウ神父の生家
バスク風バーガー 軽食のつもりが 山盛りのポテト
残念ながら 残してしまった

いよいよ明日から 巡礼 が始まる。明日に備えて 早めに休もう。

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