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サンチャゴへの道 巡礼振り返り(6) YAMAPを利用して【2023年夏】

サンチャゴ巡礼を無事終えて、準備段階を含めて振り返りたいと思います。今回はYAMAPについての話になります。

YAMAP

1年前、サンチャゴ巡礼に挑戦する体力的な準備として、山登りを始めた。その時に使い始めたのがYAMAPのアプリだ。近所の低山とはいえ、道迷いや怪我などの危険性に対しての備えとしてこのアプリを活用させてもらった。

山行の計画を立てる際、地図をダウンロードし、ルートを決め、出発の時間や携帯する荷物などの詳細を入力して、YAMAPに提出する。家人にも自分の計画を送付しておく。当日は活動開始をクリックすると、活動終了をクリックするまでの活動の記録をしてくれる。それによって、家人に位置情報が伝わり安心させることができる。

YAMAPの社長さんはこの会社を立ち上げる前に、サンチャゴ巡礼を果たしたらしい。だからかどうか知らないが、国外にもかかわらず、フランス人の道については地図がダウンロードできる。地図がダウンロードできるということは、位置情報も家人に伝わるということなので、今回サンチャゴ巡礼にあたりYAMAPで活動を記録することにした。

毎朝、出発の際に予めダウンロードした地図を選んで活動開始をクリックする。アルベルゲに到着したら、活動終了をクリックする。これを毎日繰り返した。歩いている際に参照する地図はYAMAPではなく、Buen Caminoというアプリの地図の方だが、歩き始めてからの時間、歩いた距離、したがって歩くペースなどの気になることがわかるのでとても役に立った。道迷いをした時の記録が地図上に残る。おかげで家内から「道に迷ったの?」と見抜かれてしまったこともある。区間距離ではなく、実際に歩いた距離や歩いたペースが記録されるのも参考になる。

今回、このnoteの記事にYAMAPの活動記録を貼り付けることができるというので、活用させてもらった。noteで書いた区間の投稿内容が、地図をはじめとした活動内容と繋がるのがいいかなと思う。自分で見返す時にもより鮮明に思い出すことになると思う。YAMAPは無料で使えるアプリなので、是非とも試して欲しい。


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