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サンチャゴへの道 巡礼33日目 フィニステレへ②【2023年夏】

こんにちは、ArcangeLogの「サンチャゴへの道」へようこそ。フィニステレに向かって2日目です。

本日の行程  ネグレイラ → オルベイロア

前回の投稿はこちらからどうぞ

今日の天気(予報)  オルベイロア 晴
最低気温17℃ /最高気温24℃。

朝の4時に出発準備をする巡礼者の物音で起きてしまった。今日は久々に30キロを歩くため、5時頃に出発しようと決める。4時半になって出発準備を始めて、朝ごはんにする。パンにチョリソーを挟んだボカディージョ、ジユ−ス、ヨ−グルト、バナナと、しっかり食べる。

5時過ぎに出発。午後1時には着きそうだ。暗いのではっきりとは見えないが、霧の水滴が浮かんでいるのが分かる。髪の毛は濡れてしまっているし、長袖の上着は湿っている。そんな暗い中、いくつもの村を通り過ぎる。

 ライトアップ
 ネグレイラの門
 前
 後
カミ−ノ・デ・フィステラの表示

歩きだして3時間、周囲が明るくなってきた。予定の半分くらいを歩いた道路沿いに小さなカフェがあり、休憩を取る。カフェ・コン・レッチェとタルト・デ・サンチャゴを頼む。寝足りなかったのか、少しぼーっとして歩いていたが、コーヒーで目が覚めた。それにケーキのおかげで力が湧いてきた様に感じる。忘れずにスタンプを貰っておく。

乳牛が横たわる 起きていた
 道路はまっすぐ
 霧の中を歩く
コーンが実っていた
カフェ・コン・レッチェとタルト・デ・サンチャゴ
石のテーブルが面白い

今日は標高300メ−トルくらいの丘をいくつか上ったり下ったりと須磨アルプスににているが、距離30キロはさすがにきつい。昨日歩き終えて膝の痛みがあったのと、距離が長いのに備え今日はサポーティングタイツを履いて万全を期している。膝のサポ−トは勿論、疲れを感じにくいので、とても心強い。

晴れて遠くが見渡せる
長閑な風景

前半はややゆっくりだったので、後半はダラダラと歩かないように気をつける。トレッキングポールを使い、リズム良く進む。周りに誰もいない事を確認し、リズムに合わせて色々歌ってみる。「アホ、アホ、アホのさかた...」が結構上手くはまり、何度も歌いながら歩いた。

長かったが、午後1時前にアルベルゲに到着。宿のバールでまずはビ−ルを飲んでからシャワーと洗濯。その合間に手持ちの食料でお昼ごはんにした。その後は近くを散歩。石作りのオレオがそこここにあって、オレオの村みたいだ。ただ、他には何もないようで、教会も閉まったままだった。部屋に戻りベッドで横になる。

夕食は宿のレストランで食べる。8時15分に夕食の時間帯になるとすぐにレストランは一杯。コロッケとステ−キのマッシュルームソースにする。お腹は空いていたけど、相変わらず量が多く食べきれず。隣で酔っ払った男がうるさくて落ち着かなかった。部屋に戻って10時過ぎに就寝。

今日のオレオ オレオだらけ
通常の2倍はある

本日歩いた距離        33.3キロ
フィニステレまで 31.2キロ

本日の活動記録はこちら(YAMAP)




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