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サンチャゴへの道 巡礼32日目 フィニステレへ①【2023年夏】

こんにちは、ArcangeLogの「サンチャゴへの道」へようこそ。サンチャゴからフィニステレへ向かう第1日目です。

本日の行程  サンチャゴ・デ・コンポステラ → ネグレイラ

前回の投稿はこちらからどうぞ

今日の天気(予報)  ネグレイラ 曇のち晴
最低気温15℃ /最高気温26℃。

サンチャゴ到着で高揚した気持ちも1日経って落ち着く。今日から地の果て、フィニステレに向かって再び歩きだす。まず最初の目的地は20キロ先の町、ネグレイラ。

昨晩の残り全部の食料を食べて出発。バナナ、桃と、修道院のクッキー。少し心許無いので、途中の自動販売機コーナーでサンドイッチとコーヒーを買う。合わせると結構な朝ごはん。

ガリシアの朝は湿度が高い。日が昇るとその水分が立ち上っていく。とは言え、日本の梅雨と比較すると、圧倒的にこちらのほうがしのぎやすい。

まずは大聖堂まで歩く。ここが起点となる。サンチャゴの町を抜け次の町まで、そこそこのアップアンドダウンを経ながら進む。しばらく歩くと丘の上からサンチャゴ大聖堂を遠目に見ることができた。昨日までの団体巡礼が一挙に消え、落ち着いたカミ−ノに戻る。今日は、ゆっくり歩こうと意識していたら、2時間たってもまだ4キロしか進んでいない。いつものペ−スの半分だ。これは流石にマズいと思い、ペ−スを上げる。

大聖堂がスタート地点
足形が大きすぎ
遠くからも見えるのが凄い
  フィニステレまでの距離が書いてある
ガリシアの朝の風景

3時間ほどたって雰囲気の良いカフェを見つけカフェ・コン・レッチェで休憩。新しいクレデンシャルにスタンプを押してもらった。3時間後の到着を目標に再び歩きだす。道は道路沿いや川沿いの道だったり、山道だったりと変化がある。相変わらずオレオも目にする。何とかお昼前にネグレイアの街に到着。アルベルゲが開くまで向いのバールで生ビールを飲む。

カフェ・コン・レッチェで休憩
 ミニクロワッサンはオマケ
今日のオレオ
 石橋を渡る
橋の上から
 スペインの案山子を見つける
 町に到着

正午にチェックイン。今年3月にオ−プンしたばかりで真新しい。バスタオルまで用意されているのは初めてで有難い。予約をした人の名前が、ベッドに貼り付けてある。予約した人からベッドの下の段を割り当てているようだ。

 今日のアルベルゲ
宿の前の巡礼者の像
コレも宿の前

実は上の段を割り当てられのは初日のロンセスバージェス一回だけ。それ以降は早めに着いて、好きなベッドを選ばせてもらったり、下段を希望したりで、ずっと下の段で寝ている。荷物の整理や夜中のトイレなど圧倒的に下の段が楽だ。

昨日雨のため洗濯はせず、今日まとめて洗濯機を回した。干すのは窓の外の物干し。両端に滑車がついており、二重になった洗濯ロープを引っ張ると移動するもの。初めてで面白い。

お昼ごはんは近くのカフェでイベリコ豚のハム入りコロッケを食べた。たこ焼きくらいの大きさの物がたこ焼き1人分くらい皿に出てきた。中身がクリ−ミ−で揚げたてなのでハフハフしながら食べる。とても気に入った。ビ−ルによく合う。帰りに買い物をして、後はゆっくり過ごす。

中身はクリ−ミ−でとても美味しい

7時を過ぎて散策と夕食に出かける。まだ夕食の時間には早く、レストランは準備中の雰囲気。8時ご平均的な開店時間のようだが、朝が早いのでできればもう少し早くお願いしたい。結局早めにやっているお店でハンバ−ガ−を食べた。

 手作り感溢れるハンバ−ガ−

明日はオルベイロアまで30キロ歩く予定。右膝に少し痛みがでた。マッサージしておこう。

本日歩いた距離        21.4キロ
フィニステレまで 64.5キロ

本日の活動記録はこちら(YAMAP)




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