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サンチャゴへの道 巡礼34日目 フィニステレへ③【2023年夏】

こんにちは、ArcangeLogの「サンチャゴへの道」へようこそ。今日は海の近くのセーという町を目指します。

本日の行程  オルベイロア → セー

前回の投稿はこちらからどうぞ

今日の天気(予報)  セー 晴
最低気温20℃ /最高気温26℃。

久しぶりに熟睡したようで朝起きるとすでに6時半をすぎていた。今日歩くのは20キロ程度なのでゆっくり出発しても大丈夫。チョリソーを挟んだパン、バナナ、桃の朝食。手持ちの食料を食べ尽くした。7時を過ぎて出発。すでにほんのりと明るい。

巡礼路にフットライト
上り下り
 川も流れる
 年代物

村を出て、小さな橋を渡った後で携帯電話を拾った。画面には女の子二人の写真。落としたことに気づけば戻って来るだろう、そう思ってポケットに入れる。次の村で向こうから二人の女性がやっでくる。画面の女の子とは違うようだけど、一方が深刻な顔をしている。案の定こちらを見て、「電話?」と聞いてくるので、渡してあげた。ほっとした顔も画面と違うけど、とにかくこちらもほっとした。

 右がムシア左がフィニステレ
栗がいっぱい
道中のチャペル1
道中のチャペル2

ガリシアは降水量も多いため緑が豊かだ。眺めもいい。これは他の巡礼者も言っていることなので間違いないだろう。その緑の中を歩く。遠くの山はまだ霧の中。山道が続きゆるやかな坂道を登り下る。しばらくすると、晴れ渡り、遠くまで見渡せるようになる。気持ちが落ち着くようないい景色が広がる。

アルベルゲが開くのは13時。あまり早くついても仕方がない。ゆっくり歩くも、目的地に近づいてきた。眼下に海が見える。久しぶりの海に感激する。どんどん坂を下りて海辺の町に近づく。最初のバールでコカ・コーラで休憩。ひと息ついて町の中心へと歩く。アルベルゲの場所を確認して近くのバールで今度は生ビール。「セルベッサ」と頼んでも「カーニャ」と訂正されるのは地域柄使う言葉が違うのだろうか?

急に景色が開け海が見えた
  祠
 今日のオレオはコレ

オ−プンと同時に宿に入れてもらう。手続きは後でと言われ、シャワーと洗濯済ませてからお昼ごはんへ。近くのバールで海老のソテー、パン、ビ−ル。海老が皿にたっぷり盛られている。手づかみで食べれば早いかもしれないが、我慢してナイフとフォ−クで食べるとかなり時間がかかった。食後は一旦宿に戻り、買い物に出かける。

「カーニャ」と言って頼もう

夕方、再度散策に出る。ついでに明日のフィニステレの宿を確保するために電話をかける。5本目の電話でようやくベッドを確保。サンチャゴ同様かなり混雑しているもよう。海辺へ行くとそぞろ歩きの人が多い。まだ水着の人もいた。

 砂浜 小さい人影は水着の人
ビ−チリゾートのようだ

夕食は宿の近くのレストランでワンプレートを頼む。ハンバーグと目玉焼きにフレンチフライ。適度な量で良かった。門限を気にしながら食後にエスプレッソを飲んで帰宿。

久々に完食

本日歩いた距離        19.1キロ
フィニステレまで 12.1キロ

本日の活動記録はこちら(YAMAP)





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