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デジタル人財は、そこにいる

実は私、お金をもらって
講演なるものをしたことがある。


愛知県デジタル技術導入・活用研修会
企業文化の変革(事例紹介)
「パパの会社、何作ってんの?」
https://www.pref.aichi.jp/site/aichi-pref-iot/digit-kensyu.html

デジタルっつってんのに、話のテーマが
「パパの会社、なに作ってんの?」
今更ながら、良くこれにOK出たなと思う。

当社で取り組んでいるデジタル化は、
マクロやプログラミング、デバイス開発で、
中身はまた機会を見てお話しするとして、
この講演で一番出た質問が、

「デジタル人財を、どう確保しているか」
え~と
え~と
え~と・・・
困る質問なんですよね。。。。

だって、「デジタル人財」って観点で募集したことないから

当社は、鉄を削って自動車部品や工業部品に価値を変える会社
ただ、
3DCADとかCADCAMがあるわけではない。
設計部門もない、
いわゆる量産部品メーカー
お客さんから図面を預かって、
それをその通りに作る。

一般的にアナログにカテゴライズされる企業。

でも、それでも
メールやNASでデータのやり取りしたり、
コロナで濃厚接触者になったら家で仕事出来るし、
もっと言えば、
VBAがそこそこ組める人も、
ブロックプログラミングが出来る人もいる。

十分か、と聞かれると分からないが、
少なくともこれでも業務の効率化や、
生産数を見える化するようなデジタルデバイスは
案外開発できる。

思うに、
デジタル人財をどう確保するか
とお悩みの方は、

そもそも自社にどのレベルのデジタル人財が必要か
把握しきれていない気がする。

間接業務の効率化であれば、
VBAがそれなりに使えば何とかなる。
ブロックプログラミングが出来れば、
結構なデバイスが作れる。

ただ、AIを構築しようとか、
そこまで行くと、中々アカデミックに知らないと難しい。

どのレベルの人財が必要で、
社内に興味がある人がいないかどうか、

ゲームが好きな人、
PC自分で組める人、
わからないことをGoogleで検索するのが上手な人、
場合分けしてロジカルに考える事が出来る人、
わからないけど「やってみたい!」と言える人、

きっと、人財は近くにいる。
先ずはそこから始めるのが良いと考えている。


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