盆暗だってしあわせ

2021/06/13

私はあと2日もすれば拳で抵抗できる歳になる

今年の目標は 大切なものを見失わないこと

世界がウイルスに侵され始めてから日を追うほど
自分で見つけ出した大切な心の居場所から離れていっているのを自覚してた

SNSで情報をチェックしたり、
CDを開けるあの瞬間だったり、
MVが解禁されて一日を頑張れたり、
足を運んで好きな事に逢いに行くこと。

これは全部ボタン1個を押すだけには敵わない

そうして私は自分を生きていたのに
気持ちと現実が上手く噛み合わなくて

緩やかにドキドキ感が薄れていくのがよく分かった

しょうもない情けない

4月から社会人になって尚時間も余裕もない
毎日なにかしらの締切に追われてもがいて
何とかやり過ごし、ひたすらループしていく生活

新しく心地の良い場所が生まれたとしても
ところてん方式で忘れていいものではないこと

パチコ〜〜〜〜〜〜ンとねじが外れて

邪魔になるものと全部戦ってやれる気持ちだった

この週末に全てを賭ける思いも、どんな夜でも超えれそうなあの感覚も、生の音を聴いたら自然と身体が動いちゃうのも、笑ったり涙が流れたりするのも全部久しぶりだったけど1ミリも忘れてなかった全部ちゃんと覚えてた

今もこれを書きながら少し泣きそうになっているくらい、それほど愛おしくて私の全てだったこと、そんなこと忘れんなよな〜〜〜

ばかみたいにでっかい音のせいでやられた耳が

しばらくボ〜〜〜〜〜〜ンとするのが愛おしい

現実に戻る帰りのバス、最高に肩が落ちるけど
思い出を書き綴る今その感情にさえ優しく思えるね