「免許証を見せて下さい(怒)」「君たちご苦労。私はGメンの丹波だ」Part 2
さて前回に引き続きGメン’75。
Gメン’75は1975年5月から1982年4月まで、全355話で完結しています。
なにしろ人気のドラマだけあって、You tubeなどでもちょっと検索するだけで結構な数の動画が見つかります。
例えばこの動画。全話の予告編です。そのうち消されちゃうかな?
さすがに放映当初は海外ロケもなく、86~88話のフランスロケが初の海外だったのですが、2回目の海外ロケ地で香港が選ばれて以来はきっちり定番化しました。後番組のGメン’82なんて計算上4話に一回は香港ロケですからね。Gメン’82は視聴率的に苦戦していたのですが、最後に花火を打ち上げてもらったようなもので、これはこれで有り難かったです。
Gmen75 香港-マカオ・ロケシリーズ 第一弾 Trailer
Gmen75 香港-マカオ・ロケシリーズ第二弾 Trailer
香港・マカオロケでは必ずカンフー対決があるのは皆さんご存じの通りで、有名なアクションスター(動作影星)が毎回出てきます。ちょっと調べただけで梁小龍Bruce Leung、楊斯Bolo Yeung、陳惠敏Michael Chan、陳觀泰Chen Kuan Tai、何宗道(黎小龍)Bruce Li、高飛Phillip Ko、白彪Jason Lau、韓英傑Han Ying Chieh、李海生Lee Hoi Sang、蕭錦Siu Kam、狄威Dick Weiなどなど、その他無名の俳優も入れればトータルで100人以上は出演しているんじゃないでしょうか。
女優では元秋Yuen Qiu、孟秋Kitty Meng、米雪Michelle Yim、廖安麗Annie Liuなどが有名どころですが、元秋と孟秋はアクション担当なので動作影星に混ぜたほうが良いかもしれませんね。
こちらは格闘シーン。梁小龍Bruce Leungと楊斯Bolo Yeungの対決って、ファンには垂涎ものです。わずか1分くらいしかないのが残念。
この動画、トラックのボディに「力保健」と書いてあるのにお気づきでしょうか?日本の「リポビタンD」です。
このアクションシーン以外にも、女性Gメンが「力保健」をグイっと飲むシーンなどがありました。当時のスポンサーの一つが大正製薬だったからですね。
以下にGメン’75&'82で撮影されたすべての香港・マカオロケ回を、検索で見つけたファンサイトのリンク付きでまとめておきます。
こちらのファンサイトはめちゃくちゃ詳しく、Gメンのみならずキイハンター、バーディー大作戦などもばっちりサポートされています。
★《Gメン'75》
第105話 香港-マカオ 警官ギャング
http://edayjapan.com/gmen75/archives/5876
第106話 女刑事殺人第一課
http://edayjapan.com/gmen75/archives/5920
第126話 南シナ海の殺し屋
http://edayjapan.com/gmen75/archives/6918
第127話 マカオの殺し屋
http://edayjapan.com/gmen75/archives/7001
第175話 香港カラテ対Gメン
http://edayjapan.com/gmen75/archives/12822
第176話 香港カラテ対Gメン PART2
http://edayjapan.com/gmen75/archives/12863
第201話 Gメン対香港カラテ軍団
http://edayjapan.com/gmen75/archives/14542
第202話 Gメン対香港カラテ軍団 PART2
http://edayjapan.com/gmen75/archives/14569
第227話 Gメン対香港の人喰い虎
http://edayjapan.com/gmen75/archives/15050
第228話 Gメン対香港の人喰い虎PART2
http://edayjapan.com/gmen75/archives/15099
第267話 Gメン対世界最強の香港カラテ
http://edayjapan.com/gmen75/archives/15820
第268話 Gメン対世界最強の香港カラテPART2
http://edayjapan.com/gmen75/archives/15852
第270話 香港カラテ 殺人旅行
http://edayjapan.com/gmen75/archives/1344
第292話 香港の女カラテ対Gメン
http://edayjapan.com/gmen75/archives/11243
第293話 香港の女カラテ対GメンPART2
http://edayjapan.com/gmen75/archives/11267
第294話 香港の女カラテ対GメンPART3
http://edayjapan.com/gmen75/archives/11280
第319話 香港カラテ対北京原人
http://edayjapan.com/gmen75/archives/10988
第320話 香港カラテ対北京原人PART2
http://edayjapan.com/gmen75/archives/11022
第328話 香港カラテ V.S 赤い手裏剣の女
http://edayjapan.com/gmen75/archives/11153
第329話 香港カラテ V.S 赤い手裏剣の女 PART2
http://edayjapan.com/gmen75/archives/11194
★《Gメン'82》
第10話 燃えよ! 香港少林寺
http://edayjapan.com/gmen75/archives/7841
第11話 吼えろ! 香港少林寺
http://edayjapan.com/gmen75/archives/7866
第13話 赤いサソリVS香港少林寺
http://edayjapan.com/gmen75/archives/7997
第14話 香港の女必殺拳
http://edayjapan.com/gmen75/archives/8033
しかし、今見返すとサブタイトルはひどいですね。香港カラテってやたらと出てきますがカンフーでしょ!北京原人なんて実際は化石の話じゃないですか!それに香港に少林寺はありませんよ!
…とまぁ文句ばかり言ってますが、実を言うと第175話〜第270話は見ていないんです…そのころは香港に住んでいたので見られなかったんです。
帰国してからは欠かさず見ていました。
そして本年最大のニュースは、Gメン’75全話のデジタルリマスター版が分冊百科によりリリースされるという話。隔週でリリースされる1枚のDVDに3話分が入っています。全話で355話もありますから、かなり先の長い話ではあります。
これまでGメン’75のDVD Boxがいくつかリリースされているのですが、全話が収録されているわけではありません。特に香港・マカオロケ編は270話、328話、329話が初DVD化なので見逃せません。ちなみにGメン’82はすでに全話DVD化されています。話数が少ないからでしょうか。
この手の分冊百科は途中でポシャる可能性があるのですが(私は世界のタクシーコレクションでやられました…わずか7台)、さすがにこれを打ち切ったら相当な非難が殺到しそうなので、期待してリリースを待ちたいと思います。
その買うべき号数は!
35号(第105話)、36号(第106話)、42号(第126話)、43号(第127話)、59号(第175、176話)、67号(第201話)、68号(第202話)、76号(第227、228話)、89号(第267話)、90号(第268、270話)、98号(第292、293、294話)、107号(第319、320話)、110号(第328、329話)
計算上はとりあえず来年まで待つことになりますね。
これにプラスしてGメン’82の全話DVD Box(中古しかありませんが)を入手すれば香港・マカオロケ回はフルコンプリートということになります。
しかし、です。
これら香港・マカオロケ回は、ドラマとしての興味もさることながら、当時の香港の風景が見られる貴重な資料でもあります。そんなわけで香港・マカオロケ回だけ見たいというファンは日本と香港・マカオで数百万人いる(希望的観測)ので、TBSと東映関係者の方はGメン’75&’82の香港・マカオロケ回だけ全話収録したDVD Boxを出してもらえませんでしょうか?もちろん香港・マカオ在住のファンも見られるようにリージョンフリーで。トータル24話、Gメン’82の全17話より多いくらいですし、むしろこっちのほうが売れそうなんですが。私なら間違いなく買いますね。
あと、初回限定盤でシンガポールロケ編(第307、308話)をオマケにつけるというのはどうでしょう?
すご~くワガママではありますが、このnoteをお読みの関係者の皆様(いるのだろうか?)、ぜひとも実現させていただきたく、期待してお待ちしております。
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