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美少女着ぐるみを自作した話_7【面制作編 おめめとりつけ~眉毛作成~結髪土台作成~結髪】

まずは瞳をつけてみましょうか。
今回使うのはアセテートテープです。
絶縁用のテープっぽいのですが割とくっつく割とはがせるで扱いの勝手がよいです。

裏面はこんなもんだよね。だよね…?

こうなりました。
目ヂカラつよいな…?

ぅゎっょぃ

ついでにまゆげもつくりましょう。
マスキングテープを眉毛にします。
百均で色も豊富ではがしやすくて色々試せるのでおすすめです。割に剥がれない。
まずテキトーな紙を型紙にします。
下に養生テープとかを貼ったあとに上にマスキングテープを貼ります。
その上に型紙を更にマステとかでとめてカッターとかで切ります。
左右分反転させて作ったら完成。

下のを作るときはちゃんと型紙ひっくり返して左右反転してね

そしましたら結髪です。
この言葉の使い方が正しいかは未だにわからないですが先人様に倣って結髪と呼びます。
工程としては一番大変で一番重要な工程な気がします。
でも雰囲気でやります。
僕は自分で作った素体なので雰囲気でやってますが、ぬこパン様のぬこ面でしたら制作用の資料がブログに掲載されています。
しっかりと手順が説明されてるので、ぬこ面以外の方も一度見るのがおすすめです。
雰囲気とは言いつつも僕もこちらの方法を踏襲して適当にやってます。

ウィッグは面のサイズにもよって変わってきますがだいたい3つほど使います。で、部分的に余ります。
今回はアシストさんのプレミアムウィッグを使ってます。
メーカーさんごとによってウィッグの特徴があると思いますがよくわかんないです。しらん。
アシストさん以外だとスワローテイルさんあたりを使うことが多いです。
昔はメイプルさんも使ったりしてました。
サンプル帳を持ってるといろいろとはかどるのでおすすめです。
今回はインナーカラー入れたかったので2色使っています。
黒2の白1です。

まずは土台作りからします。
これは素体の頭頂部の盛り付けが目的です。
これをしないと髪の毛のボリュームが足りなくてなんかもんにょりします。
最初から頭周りが大きく作られてる素体だったらしなくても問題ないです。
僕はこの方法で慣れてるので素体もこうしちゃいました。
今回やったやり方は1cm厚のウレタンを貼り付けてます。

上側を貼り付けて
カーブに合わせてカットして
こう

貼り付けにはグルーガンを使ってます。
僕はグルースティックが太いごっついやつを使ってますけど、百均のでもいけます。
ただ強度が強くてちょっと作業がはかどるだけです。

塗りつけて
ちょっと冷えるまで抑えます

そしたら後頭部パーツと同じようにお顔がわパーツにもウレタンを貼りまして

後ろを貼り付けて
同じようにカットする

次にウィッグをバラします。
まずこいつらは絶対にいりませんので切ります。
素でかぶるときは頭部のサイズに合わせて調整できるので必須なアレですけど今回はめちゃくちゃ切るのでいりません。
ちなみにバラすのに使うのはハサミは普通の文具ハサミです。
特に指定とかはないですけどしいて言えば刃物はちょっとだけいいものを使うと世界が変わります。

この輪っかとゴム紐いらない

ウィッグの裏面を見て観察してもらうとわかるのですが、つむじ周りのみっちりしてるゾーンと襟足あたりに当たる部分のゾーンがあります。
下の画像でいうと糸って文字がのってるあたりがみっちりゾーンです。
で、襟足あたりに当たるゾーンでは横の糸みたいなのに髪の毛が生えてます。
それを縦のテープ様のもので固定してる感じです。
当然ではありますが、横の糸みたいなのを切ると髪の毛が抜けていきます。
縦のテープ様のものを切ると髪の毛は抜けません。
彡⌒ミ
(´・ω・`)また髪の話してる…

横の糸は私

それで、最初にカットするのはここです。
襟足テープゾーンの両脇にある太いやつです。
狙う場所は赤線で示していますが、横の糸とみっちりゾーンの隙間を狙います。
点線の部分は髪の毛がかぶさっているので、適当に持ち上げてカットしてください。

髪の毛はなるべく切らないようにかきわけてね

両端の太いのを切るとこんな感じ。
残りは見事にテープ様のものだけですので、つむじのみっちりゾーンとの隙間をカットしていきます。
下の画像では赤いラインのあたりです。
たまに変なパターンになってる時がありますが多分致命傷ではないのでなんか不都合なさそうな感じで適当に切ってみてください。

ぐるっと切り取ります。

すると2パーツに切り取れます。
つむじみっちりゾーンと

頭頂部つむじまわり

それ以外の襟足っぽいあたりです。
基本的にはこの襟足っぽいやつを解体して色々していきます。

ばらすと色々できる。

しかし頭頂部がめちゃくちゃ余ります。
なので余ったものを有効活用しようとしたときにここを切り取りまして、下の●がある部分を更に縦にカットします。
上部分は前髪パーツになるのでとっておいてください。

ズバァ!

こんな感じで切り取れます。
ここ切り取ると結構な数の毛が犠牲になるので覚悟しておいてください。
つむじ部分は表に使うと不自然なので、どこかのボリュームを増したいときとかに下に貼るといいと思います。

裏面
表面

横糸何列分かを切っていきます。
指さしていますが、この両端の太いのだったりテープ様のものを同じラインでカットしていくといい感じに帯状のものができます。

縦テープをきればよいです。横糸切っちゃだめ。

今回はインナーカラーで雰囲気白っぽくなればよいので4列分だけ貼り付けます。
グルーガンで縦テープにぐにゅーっとグルーを出します。
そうしたら貼り付けたいところにくっつけて軽く冷めてひっつくまで軽くギュッと押さえます。
めちゃくちゃ熱いので気合で我慢してください。
ぎゅっとしすぎるとなんかグニュってなりすぎちゃって良くないのであくまで「軽くギュッと」してください。

グルーをのせて
軽く押さえる

そしたら上から黒を貼り付けます。
貼る範囲はテープゾーンすべてです。
後頭部パーツの上端(さっき白いのを貼ったところ)に同じようにくっつけて、側面と下側を固定していきます。
外周ぐるっと固定してればよっぽどでなければ外れることはない…はず。
このとき下のウィッグだけに貼り付けるとカパカパしちゃうので土台か素体を巻き込むように貼り付けてください。

上から被せてインナーカラー化

一旦頭頂部つむじみっちりパーツを被せてみましたがすこし隙間から色々覗いてます。

色々見える

見た目良くないのでここを隠すようにパーツを貼り付けます。
使う部品は襟足パーツの横テープ状になったものを途中で縦に切って2分割したものです。
文字だけだと伝えにくいのですが、中央で切って左右パーツにしたといえば伝わるでしょうか。
それをさっきの隙間が生まれるあたりに通るよう貼り付けます。
こんな感じで基本は
襟足固定→前髪固定→頭頂部パーツを載せてみる
という順で試してみて、隙間があったり見栄えが悪かったら足していく感じでやっていくといいかなって思ってます。たぶん。
赤い点は頭頂部の目印です。

この辺に貼り付けるよ
がっつり貼り付ける

前髪のインナーパーツを貼り付けます。
使うパーツはさっきの頭頂部パーツをカットしたときのつむじじゃない側です。あとで使うからとっておいてくださいって言ってたパーツ。
それをこんな感じで貼り付けます。
位置はなるたけ土台の下側に添えるくらいでいいかな?

センターズレてるけどまあいいでしょ

側面のインナーカラー忘れてたので貼り付けた側面パーツを持ち上げて適当に貼り付けます。
例のごとくライン状にしたのを分割したやつ。

それっぽく見えりゃいいんだよ!

頭頂部パーツを貼り付けます。
前髪の位置合わせをしてテキトーに貼り付けます。
こいつがしっかり貼り付いてればしたのも巻き込んで安定するかもなので割りとグルーべたべたで固定する感じで。

いっぺんに全部じゃなくてこうやって少しずつ固定するといい感じ

ここまで貼り付けて後頭部パーツとの接合部が少し薄かったので引っ張り上げてテープパーツ部分を帯状にしたものを適当な長さに整えて隠します。

よしなにー

ここまでやったらこんなかんじ。

もちあがるもみあげ

長くなったのでつぎ!

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