「傲慢と善良」
随分前に予約して、予約したことすら忘れていた時に回ってきた辻村深月さんの「傲慢と善良」。予約した時は確か200番とかだったくらい人気の本だったし、ネットでも評判が良さそうだった。辻村深月さんの作品は初めてで、「かがみの孤城」も良いときく。こちらは何年か前に出たはずだけれど、予約すると60人待ち。すごい人気だ。
辻村深月さんは、人気の作家さんだけど、最近の流行はこういう心をえぐる感じが最近の流行りなのかな。
とても面白かったし、あるある、分かるわかる、と思うことばかりだし、読んでいてつっかえるところなど、1行もなかった。没入感を持って読める一冊でした。
私も昔、婚活をしていたことがあるので、耳が痛くなるような、あの時そうだったな、と反省したり、そうだったな、と思ったり。
タイトルの意味もよく分かる。ちゃんと色々解決していく。主人公は成長もする。読後感も悪くない。
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